今期のマンデリンとコロンビアはごっつええで
コロンビアの銘柄が変わりました。
やっといつものコロンビア・ナリーニョに。
今回は新しい年度のものになるまでにショートしないよう、しっかりと数を商社さんにキープをお願いしました。
やっぱりなんでもそうですが、いつも使っているものと違うものを使う時に、いつものものの素晴らしさを改めて知ることになりますよね。
この1月17日で阪神淡路大震災から26年の月日が経ちました。
僕はこの地震が起きた時、西宮の門戸厄神の中国料理店で働いていたのですが、水もガスも電気も空気の様にあるその世界が当たり前と思っていた時に、全てが止まり、当たり前が当たり前でないと知らされることになりました。
その時以来、今あることに感謝しようと心に刻みました。
いつもあるというのが、どんなにありがたいか。
話がそれましたが、いつものものに感謝ですね。
さて、今期は非常に良いコーヒーが揃いつつあります。
マンデリンが絶好調
近年稀にみるくらいの、素晴らしい味わいだと僕は思っています。
袋を開けた時に、見た目がすごい不揃いで、これは大丈夫かと思ったのですが、ところがどっこい見た目なんてなんのその、これぞマンデリン!と思う素晴らしい香味。
クリアで後味はスッキリだけども、独特なマンデリンフレーバーがあり、個性満点の味わい。
香りも非常に高く、胸がときめきました。
やっぱりねいい原料と向き合うと、嬉しくなるんですよ、コーヒーマンとして。
とにかく、島珈琲のマンデリンはオススメのひとつです。
深焙煎=深煎りでの味わいになりますので、ご賞味くださいね。
コロンビアもいいぞ!
11月くらいにいつも使っているコロンビアがショートしまして、ショートしている間、同じナリーニョと呼ばれる地区のものでワンランク上のものを使用していました。
これはこれでよかったのですが、僕はいつものコロンビアがやっぱり好き。
ブレンドでも使いやすく個性を出してくれるし、ストレートでもあっさりして優しい味わいだから。
そのワンランク上のものと比べパンチはないんだけど、そのパンチのなさが僕には良くて、帰ってくるのを待ちわびたぞ!と声をかけたくなるほどでした。笑
そのいつも使っている、コロンビアナリーニョ、今期はいつもよりも風味がはっきりしているのですね。
昨日、味見して一人で、おぉぉーこれは、とぶつぶつ言っておりました。
1年周期で味わいがはっきりしている時、そうでない時を繰り返しているように僕の中で思っているのですが、どうやら今期ははっきりしている方のようです。
コロンビアは中焙煎=中煎り、深焙煎=深煎りと二つありますが、もしよろしければお好みの焙煎度合いの方をご賞味してみてください。
これは美味しいです。
ということで、今期のマンデリンとコロンビアはええで!というお話でした。
それでは。
こころに響くコーヒーを
焙煎アーティスト 島 規之
いつもありがとうございます。
島 規之
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