1粒のコーヒー豆の重さは、中煎りの方が重い 何に意識しておくか
お店のレジのことで、迷っています。
お隣の新しくオープンしたイタリアワイン専門店のオーナーさんに、先日、カード決済とかどうしてますか?と尋ねてみたのですね。
だってワインは高価なものもあるでしょう、だから。
そうすると、エアペイとエアレジを使ってます、と。
今なら、軽減税率の助成金も出ているので、半額くらいでそろえることできますよ、と。
そうか、そうなのか、教えてくださってありがとうございます!
カード決済の導入や、10月からの軽減税率のややこしいことをどうしようか、と思っていたので、渡りに船ですね。
空いた時間はそれを調べ、カミさんと相談しながらどうしよか考えています。
いつまでも、おっちゃんわからへんし!って言ってたらあきませんもんね。
今度、見に行って来ようかと思ってます。
デジタルについていくでー。
こんにちは 焙煎アーティスト島規之です。
一粒のコーヒー豆、煎りが浅いほど重たい
コーヒー焙煎という作業は、熱でコーヒー生豆をあぶり、化学変化を起こしてそれであの芳香なコーヒー豆に変化するのですね。
焙煎することを僕たちプロは「焼く」と言います。
焙煎すると焼くとでは、本来の意味は違ってくるのですが、細かいことは気にせず、今日これ焼いたでーなんて使います。
熱にあぶられるということは、コーヒー生豆に含まれる水分も熱により飛ばされるわけです。
だいたい、深焙煎=深煎りでは20%くらい、中焙煎=中煎りで15%くらい、出来上がりの重さが減っています。
つまり10キロ焙煎したら、深焙煎は出来上がり8キロ、中焙煎なら8.5キロ、という感じです。
なぜか?熱にあぶられる時間の問題ですね。
深焙煎の方が深く焙煎される、つまり熱にあぶられる時間が長いから、水分が飛ぶのも多くなる、ということです。
ちょっと意識しておくこと
1杯あたり10グラム使うとすると、豆の量はわずかな差ですが深焙煎の方が多く必要になる、ということですね。
さらに深焙煎の豆は、長くあぶられることにより、豆の大きさも中焙煎の豆よりも、わずかに大きくなっています。
計量スプーンなどですくう時は、ほんのわずかですが、深焙煎の場合、気持ち多めにする方がよいかと思います。
差は少ないですが、ちょっと意識することを僕は心がけています。
まぁ取るに足らないことですが、ちょっと意識してもらうといいかなぁということを、今回は書きました。
デジタルで計るときはいいですが、アナログや目分量になるときはちょっと意識してくださいね。
デジタルを知り使いながらも、アナログのことも大事にする、こんな姿勢でいたいなぁ、と思ってます。(基本アナログ人間ですが 笑)
いつもありがとうございます。
焙煎アーティスト 島 規之
島 規之
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