1日どれくらいのコーヒー豆の焙煎をしているの?
プロローグ
朝、高槻店や岡町本店に到着すると、まず一番初めに行うのは神棚の水を取り替え、手を合わし「今日もよろしくお願いします。全てお任せします」と心の中で言います。
全てお任せします。
と言うと、起きることは全て受け止める決意で望めるので、少々のイレギュラーな事が起こっても軽く流せるようになります。
まぁ受け入れるって言うたし、イライラせんとこ、と。
そして次に焙煎機のスイッチをオンにし、モーターが音を立てて回り異常がなければ、点火ボタンを押して火を入れます。
こんにちは 焙煎アーティスト 島規之です。
焙煎機の暖機運転
焙煎機にも暖機運転があり、僕は20分くらいかけて焙煎機の釜の温度を上昇させていきます。
これはいきなり焙煎を始めると、焙煎機の余熱がない為、1回目の焙煎が必要以上の時間がかかってしまい、味わいにも影響があります。
ですので、釜を温め、焙煎機の随所に至る所を温めるために暖機運転を行います。
その間は掃除をしてたり、お店を開店する為の準備などをしています。
それが終わると、いざコーヒー焙煎が始まります。
焙煎1回につき15分~20分くらい
焙煎を1回することを1バッチといいます。
1バッチとはコーヒーの焙煎と焙煎し終わったコーヒー豆を冷やすところを含めた所まで。(だと思います)
焙煎時間が12分から15分、冷却に約3分くらい。
冷却は空冷なので、冬は寒いので冷却は早く、夏は暑いので少し遅くなります。
これを必要回数繰り返す、という様な感じです。
さて、1日何回くらいそれをするのか。
一番少ない量で1回1.5キロの量を焙煎します。
それを少ない日は2回で計3キロ、今朝は8回で計16キロとまちまちです。
特に夏場はコーヒー豆の需要が皆さんやや少ない目になりますので、品質管理と鮮度管理を含めて考えると少量をの焙煎を数多くする、ことになります。
エピローグ
岡町本店ではコーヒーシロップの仕込み焙煎がある時は1日に60キロ近い焙煎をすることもあります。
正直、日によってコーヒー焙煎の量は変わるので、これだけやってます!と確かな数字はありませんが、ほぼ毎日、大好きなコーヒー焙煎をさせて貰っています。
毎日、大好きなことをさせて貰っていること、改めて感謝して、今日のブログは幕を閉じたいと思います。
それでは御機嫌よう!
薫る島珈琲をもう一杯。
おおきに、いつもありがとうございます。
焙煎アーティスト 島規之
マーケティングの師匠 藤村正宏先生のオリジナルブレンドを島珈琲がつくりました!光栄です!
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島 規之

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