ドリップで薄味と濃味を作るちょっとしたコツ
プロローグ
3歳の娘がなぜかよくわかりませんが、ニトリが大好きでしょちゅう近所のニトリに連れて行け、といいます。
昨日の僕のお休みなんかは、朝に1回、夕方に1回、1日に計2回も行くことになり、少量の買い物をし、他の多くの時間は娘のウインドショッピングのお付き合いになります。
ニトリだけじゃもの足りないらしく、周りの家電量販店やホームセンターにも連れて行けと、やれやれ、とも思うのですが普段あまり買い物に行かない僕なので売り場が新鮮で、昨日もコーヒーメーカーコーナーをしっかりと見てきました。
面白いですね。
そこでこれを発見しました。
こんにちは 焙煎アーティスト 島規之です。
高性能のコーヒーメーカーが増えてきた
タイガーのコーヒーメーカーで、マイコン制御で3つの味が楽しめるというものです。
うすい、こい、ふつう、ボタンを押すとこの3つの味わいを淹れることができるそうです。
しかも、タイガーは魔法瓶のメーカーなので当然受けポットはステンレス魔法瓶。
下がヒーターになっているのではないので煮詰まりがなく、温かい間は煮詰まることなく美味しく飲める優れものです。
この3つの味わいはどうやって出来るのか。
たぶんメーカーは、同じコーヒーの粉をセットした上で、うすい、こい、ふつう の味わいを選ぶ事ができるのだと思います。
ということは、たぶんこういうことです。
ハンドドリップでも一緒なんです
濃い味をつくる方法はお湯をゆっくりと注ぐこと。
ドリップは何回かにわけて注ぎますが、そのお湯を注ぐタイミング、ドリッパーにセットした粉がお湯を注ぐことで持ち上がります。
次にお湯を注ぐ時がどのタイミングかというと、完全に落ちきる手前まで注ぐのを我慢してください。
落ちる手前で、お湯を注ぎます。
それを繰り返すと時間をかけてコーヒーを抽出する事になり、濃い味わいのコーヒーができます。
逆に薄いコーヒーを作りたい場合は、この動作の真逆でとにかくアップテンポでお湯を注いでいきます。
そして普通の味(っていうのもなんか変ですが)はこの中間くらいのスピードでドリップすると良い、となります。
お湯を注ぐスピード、遅い=濃い味、早い=薄味、このなるとイメージしてもらうと良いです。
エピローグ
たぶんこのコーヒーメーカーは、そんな機能がマイコンで制御されてるのかと思います。
冬から春、冬は普通に感じていた味覚が、春は同じものでも濃く感じることがあります。
人は季節によって味覚の変化がありますので、粉などいつも通りにセットして、お湯を注ぐスピードに気をつけて春にあう味わいを探すのも楽しいですね。
よろしけばどうぞ。
薫る島珈琲をもう一杯。
いつもありがとうございます。
焙煎アーティスト 島規之
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島 規之
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