同じブラジルでもお店によって味わいが違うのはなぜでしょう
公開日:
:
coffee コーヒーのようなブログ, 味の好み, 焙煎アーティスト, 職人さんが好きだ
プロローグ
コーヒーの味わいってわかりにくいですよね。
どうしてわかりにくいのか。
僕なりにちょっと考えたんですけども、ピサの味ってわかりますよね、パンもハンバーグも。
食べ物はわかりやすいけども、飲み物はわかりにくい、なぜか。
これは「噛む」にあるのではないか、と思ったのです。
噛むことによって唾液が分泌されて、味覚をキャッチしやすくなるのでは、と思うのです。
なんでそんなことを言うのか、実は小学2年生の頃「牛乳は噛んで飲みなさい」と好井先生からよく言われてました。
実際、牛乳を噛んで飲んでみるとなかなか美味しいのです。
ですから、「噛む」というのが味覚をわかりやすくする、しない、の差なのかなと思ったわけです。
のっけから全く関係ない話を書きました。
こんにちは 焙煎アーティスト 島規之です。
店によって味わいが違うのはなぜ
簡単にいうと、中華料理屋さんによってチャーハンが違うのと同じですね。
同じチャーハンでも、玉子を炒めてからご飯を絡めるか、それとも玉子かけご飯のように、ご飯に生玉子を絡めてから炒めるか、これだけも全然違いますよね。
コーヒーもこんな感じで、お店のマスターによっていろいろな考えを持っております。
同じブラジルを選ぶにしてもでも、ブラジルの産地や精製法、それから品種などが違うと味わいは変わります。
そして道具
例えば中華料理。
北京料理の北京鍋は、鍋に持ち手の柄が付いてます。
簡単に表現したら、鍋にもつ棒がついている、ですね。
しかし同じ中華料理でも、広東料理の広東鍋には鍋を持つ柄は付いてません。
これでどう味が変化をするのかはちょっとわかりませんが(無責任だなぁ 笑)、とにかく道具が違うことは何かあるはずです。
僕たちコーヒー豆屋も焙煎機が違います。
国内メーカーであったり、外国メーカーであったり。
釜の作りが違ったり、熱源が違ったり、オートマだったり、半手動であったり。
いろんな事で味わいが違います。
要はお店が作りたい味わいがそこにある、という事なんですね。
エピローグ
コーヒーの違いは分かりにくいです。
噛んで飲みましょう、とは言いません。
一番わかりやすいのは、同時に右と左で違うお店のブラジルを飲み比べる、これがその差を知るに一番良い方法です。
あるいは味の記憶が残っているうちに、比べたい味わいを飲み(食べ)記憶の中で比べる、これが違いを知る方法です。
味覚というのは記憶で形成されているので、とにかく記憶していく事が味覚をレベルアップさせれコツですね。
今日は中華料理を例えにだしながら、バラバラな文を無理矢理くっつけた記事になりました。あはは。
いつもありがとうございます。
焙煎アーティスト 島規之
マーケティングの師匠 藤村正宏先生のオリジナルブレンドを島珈琲がつくりました!光栄です!
エクスペリエンスマーケティング略してエクスマの創始者 藤村正宏先生のスコットブレンド
師匠のブログはこちら
島珈琲さんが作ったボクの「スコットブレンド」
http://www.ex-ma.com/blog/archives/4546
購入のご案内はこちら
藤村正宏先生のオリジナルブレンド・スコットブレンド販売します!
https://blog1.shima-coffee.com/?p=13679

島 規之

最新記事 by 島 規之 (全て見る)
- コーヒーシロップ無糖2023 明日2月10日より販売です - 2023年2月9日
- 当たり前が一番むずかしい - 2023年2月8日
- 安心も買っている - 2023年2月7日
関連記事
-
-
来年のコーヒーシロップは切らさないようにします!
毎年そうなんですが、やっちまったなーってなるんです。 年末にコーヒー豆が足りなくなるとどうしようもな
-
-
うまいコーヒーを焙煎するには!
今朝6時頃 高槻店へ向かう朝の風は涼しく これからもこの涼しい朝が続いてくれればなぁ~と 思いながら
-
-
ブレンドコーヒーはチーム力だ!
シングルオリジンというのは、単一農園産のコーヒーを指します。 もし僕がブラ
-
-
豆のままか 粉のするか どっちが多い?
日曜日は、日曜日だけが営業日のお店、豊中岡町本店に来て焙煎そして店頭に立ち営業しております。 いつも
-
-
好みのコーヒー豆の探し方
プロローグ コーヒーには沢山の種類があって、どれが、どんな味わいをしているのか、を例えばお店で言葉
-
-
カリタ銅ポットをオススメする理由
来月、3月29日で島珈琲は開業18周年となります。 26歳に島珈琲を現在の岡町本店で開業。 &nbs
- PREV
- ペーパードリップの時、なぜ粉で購入すると膨らまないの?
- NEXT
- 味と香りと男と女