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なぜ僕がカフェじゃなくて、コーヒー豆屋を選んだのか

プロローグ

岡町本店は2002年3月29日にオープンしました。
カフェを開業しようと思えば、設備資金がけっこういるのですね。
それなりの広さも必要ですし、道具や機械など結構お金がかかります。

 

当時はそこまでお金をかける事など無理だった、でもコーヒー豆屋であれば比較的、小資金で開業できる、もちろん焙煎が好きだった事もありますが、資金がなかったのがコーヒー豆屋としてスタートした理由でした。

 

たまには経歴的な記事もどうでしょうか?
こんにちは 焙煎アーティスト 島規之です。

 

ハワイ島のコーヒー農園で働き、帰国してすぐの開業でした

両親がお金を貸してくれたので、それを元手に広さ4坪(8畳)の現在の岡町本店の場所にコーヒー豆を販売するだけのお店、コーヒー豆専門店 島珈琲を開業しました。

 

開業し3年間は、月曜日を定休日にして普通に営業していました。
でも売り上げが全然だめで、もうやめようかと思ったのです。
しかし
「島さんがコーヒー豆屋やめたら、どこでコーヒー豆を買ったらいいの?」
という一生忘れることのできない言葉をお客様から頂き、続けようと決心して営業日を日曜日だけにかえて続けました。

 

平日は働き日曜日だけの営業を続けている間、いろいろ迷惑をかけたなぁと反省することもあり、今でも、ほんとごめんなさい!と謝りたい人もたくさんいますが、営業し続けた結果、開業7年目にして障がい者支援施設からカフェの委託の仕事を頂きました。

 

ここでカフェの運営するために3年間現場に入り指導も含めて、運営しました。
月曜日から土曜日はカフェBeで、日曜日は岡町本店で、ほとんど休みなしで当時は馬車馬のように働いていました。
今でも委託とお仕事させてもらっている高槻郡家本町にあるカフェBeで、です。

 

そこで3年が経ち、いよいよ島珈琲をもっと躍進させるぞとの思いで、出店の準備をしました。
最初は岡町本店を今より広い場所に移転させるつもりでいてましたが、カフェBeにいて高槻で沢山いろんな人と知り合って、豊中に帰るのはもったいないなぁと思い、JR高槻駅近くに島珈琲高槻店をオープンしたのが、2012年11月21日でした。

 

高槻店をどうして今の形にしたのか

喫茶は6席だけで、17時ラストオーダー。
もうちょっと喫茶に力をいれたらいいのに、と思われるでしょうね、きっと。

 

IMG_4266

 

コーヒー豆の販売はお客様がつくまで時間がかかりますが、このお店でコーヒー豆を買うと決めると、お客様はあまり他のお店に移らない傾向があるようです。
買い物で失敗したくない、という心理が働くのですね。

 

ですから既存のお客様が増えていくと、基礎がしっかりして経営が安定していく、と言うことになります。
喫茶は飽きられる傾向がややあるので、イベントをするなど飽きられないように常に工夫がないといけません。

 

でも口コミのスピードは喫茶の方がはるかに速いです、これはSNSも含めて言えると思います。

 

喫茶の口コミのスピードを利用しつつ、コーヒー豆販売で経営の安定を確保していく、そんな僕の理想の形が高槻店なんです。
喫茶も6席だけですと、忙しくても席数が少ないおかげでクオリティを高く提供できています。

 

エピローグ

SNSも含めて口コミを利用し、お商売を軌道に乗せていく事はどこも同じかと思います。

 

そんな時どんな職業でも、カフェよりも美味しいコーヒーのおもてなしがあったなら、口コミはきっと増えますよね。

 

ということで、業務用コーヒーの卸しなどのご相談も受けていますので、
口コミのきっかけを美味しいコーヒーで作りたいと思われた方は、どしどし相談してください。

 

フェイスブックのメッセージか、メールでお待ちしてまーす。
フェイスブックはこちら
https://www.facebook.com/shimacoffee

メールはコピペしてね
info@shima-coffee.com

締めは売り込みになっちゃったね。笑

 

いつもありがとうございます。
焙煎アーティスト 島規之

 

 

マーケティングの師匠 藤村正宏先生のオリジナルブレンドを島珈琲がつくりました!光栄です!
エクスペリエンスマーケティング略してエクスマの創始者 藤村正宏先生のスコットブレンド

 

師匠のブログはこちら
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島 規之

珈琲焙煎を究めるために ハワイ島のコーヒー農園で通算6ヶ月働く その後 2002年にコーヒー豆専門店 自家焙煎 島珈琲 を開業 焙煎を究めるアーティストを目指し  日々珈琲焙煎と向き合う 「のほほんと心穏やかに」をモットーとし お客様に 「美味しいコーヒー豆と愛を届けること」に毎日全力を注ぐ

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