何事にも「怒」の感情は判断の邪魔をする
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焙煎アーティスト
ちょっと奥さん聞いてくれる~って中川家の漫才みたいな出だしですが、久しぶりに怒ってます、僕。
僕は聖人ではありませんので、怒ることもあります。
というのも、ほんま、聞いてくださいよ。
高槻店は3階建てビルの1階で、以前、一階の横部分に自動販売機を置いていたのですが、売れないから(笑)撤去して、そこをカミさんの自転車と僕のバイクの置き場にしているんです。
そこにどこのどなたか知りませんが、鉄の長い棒をようそんなうまいこと置いたなぁと思うくらい、器用に置いていたんです。
3メーターくらいの長い鉄の棒を。
当然、バイクにも当たっているようで、カバーが破れていました。
なんやねん、ここは島珈琲が借りてる敷地やぞ、誰やねん、勝手に物を置いて。
しかもカバーを破って、ほんまやめろや、という感じに僕アシュラマン「怒り」の面なのです。笑
まぁ、コーヒーでも飲んで落ち着いて。
怒の感情は判断を狂わせる
僕が言いたいのは愚痴ではありません。
こういう、まぁね理不尽なことが起こったとしても、お客さんには全く関係のないことです。
ですから、こういう時こそ心のコントロールが必要で、怒の方向を間違えない、そして出来る限り早く心の中で怒の感情を鎮圧させることが大切。
冒頭にあるように、「怒」の感情は判断が必要なあらゆるシーンで間違った判断をしやすく、そして無駄なエネルギーでもあるのです。
そして何より、くどいですがお客さんには関係ないことなので、その感情がちょっとでもお客さんに見えたなら、それはお客さんにとって迷惑千万な話なわけなのです。
接客しているものとして、日常に起こる自分の「怒」の感情は、非常に大きな敵であるのです。
ですから、心をコントロールする、という意識を持つことが、日々大事になると考えてます。
そして、好事魔多し
気持ちよく仕事していたのに、なんなんですか!という僕の今の気持ち。
そう好事魔多しなのです。
それは神様が試してきているのです。
島よ、その怒りと向き合った後、心穏やかに笑顔になれるかな、どうかな?と神様が試してきているのです。笑
ですので、それを乗り切るためにも心のコントロールを。
心を穏やかにして、怒りを鎮めていく。
そしていつもの笑顔で居られるようにする。
物事を上手く進めるためには、自分の心をコントロールできるようにするのが大切、僕がお商売をしてきてもうすぐまる18年になりますが、これを今でもしっかり心に焼き付けています。
特に怒の感情は判断の誤りを生むことが多いです、振り返ってよく思います。
どうしたら心穏やかに居られるのか、これは僕の中の永遠のテーマなのですね。
ということで、怒の感情がある時は、まず香り高いコーヒーを一口飲んで、ますは落ち着いて、そして心を穏やかにしていく、ですね。笑
そんな、今の自分に投げかけた、心のお話でした。
それでは。
こころに響くコーヒーを
焙煎アーティスト 島 規之
いつもありがとうございます。
島 規之
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