焙煎アーティストとは何なんだ!
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焙煎アーティスト
昨日が今年の初売りでした。
思いもよらぬお客さんが来られびっくりしてたんです。
実は僕は20歳前後の頃、鉄工所で働いていたんですね。
鋳物を作る仕事で、銅を溶かして型に流し込んで製品を作るのですが、その時にお世話になった先輩が高槻店に訪ねてきてくれたのです。
感動して泣きそうになりました。
その訪れてくれた先輩ともうお一方先輩がおられ、そのお二人の先輩からその職場で職人とは何かを叩きこんでもらったと今でもめちゃくちゃ感謝しておりまして、たぶん今こうして僕があるのもそのお二方のおかげでもあるのです。
大げさじゃないんですよ、ほんとに。
仕事とは何かを僕に教えてもらったのです、それが今でも僕の仕事の考え基礎になっているんですね。
会いたいなぁ会いたいなぁと思っていたので、なおさら泣きそうになってしまいました。
いろんな出会いにほんとうに感謝ですね。
さて、今回は焙煎アーティストってなんなん?のお話です。
焙煎アーティストとは!
実は商標登録をしているんですね。
ですので日本で唯一人なんて言えるわけです。
なんというかね、おこがましいですよね。
焙煎アーティスト島規之です、なんて自分で名乗ちゃって。
僕自身も自分がアーティスト肌というより職人肌だと思っておりますので、焙煎アーティストって何ですか?とお客さんに直に聞かれるとちょっと照れるわけです。
そもそもなぜ名乗り始めたのか。
高槻店を出店して2年目に入ったくらいかなぁ。
お店の状況が苦しくて、そしてたまたま入っていた組合みたいなグループで、無料でコンサルタントを紹介してくれて5回だけ無料で指導してくれるコースがあったのです。
藁にも縋る思いで、それをお願いして、そしてその時のコンサルタントの先生が「焙煎アーティスト」というのを商標登録して、いろいろ考えていきましょうと提案してくれたのです。
必死のパッチで
とにかく、お店をもっと良くしなければ高槻店は存続できない、そんな焦りからとにかく何とかせねばとコンサルタント先生のその提案に賛同しまして、そして高いお金を支払い焙煎アーティストを商標登録しましてですね、パッケージやいろんなところで焙煎アーティストというのを、まぁ付加価値みたいな感じですよね、を付けて名乗って進めていったというところなんです。
その効果があったのかどうかは正直なところよくわかりませんが、商標登録しちゃっているのでもったいないから、今も名乗っているのですね。笑
なんか、大それた感じでごめんなさい。
でもその言葉に負けないように恥じないよう、これからもコーヒー焙煎を突き詰めて焙煎を究めていきます。
それはお客さんに美味しいコーヒーで、豊かな時間を過ごしてもうために、です。
ということで、焙煎アーティストとはなんぞやというお話でした。
それでは。
こころに響くコーヒーを
焙煎アーティスト 島 規之
いつもありがとうございます。
島 規之
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