良い習慣は人生を豊かにする
今朝 高槻店で荷物を積んで岡町本店に来るときは
寒いくらいでしたが 日中は暑く
ここは外国か?と思わすような日中と朝晩の寒暖差
ただ空気がカラッとしているので助かりますね
大阪は天気のよい日曜日です いかがお過ごしでしょうか
こんにちは!焙煎アーティスト 島規之です
僕は高校の時 いわゆる「落ちこぼれ」な人でした
落ちこぼれ と言ってもヤンキーではありません 笑
単なる不真面目で勉強もせず 学校もサボりまくり
テストでは欠点ばかりで
とにかく夜遅くまでバイトに明け暮れていた毎日でした
遅刻 欠席が多く
高校3年になった時クラス分けでは
僕のような問題児が集まるクラスに振り分けられた
担任は柔道部の顧問で相当「厳しい」先生でした
が 3年に成り立てころは そんな状況でもかかわらず
相変わらず ぱっぱらぱーな毎日を繰り返していました
で しこたま叱られ しこたま説教を受け
自分が間違っていたことを改めて
出席日数はギリギリでしたが なんとか卒業できました
卒業式の日 先生の言った言葉が今でも忘れずに残っている
それは自分の仕事 というかもっと大きく 人生において
僕に影響を及ぼしたものでした
先生の話は概ねこのようなものでした
「私は柔道部の顧問で 部員の生徒には基本的に
力で指導してきた わからないことを力でわからしてきた
でも あるとき それは間違いだと気づいた
力で支配できるのは ほんの一時的なものであり
教師として ほんとうに気づかせることができるのは
愛でしかない」と
話は続き そして最後に先生は
「人の痛みのわかる人間になりなさい」
と言って涙目で 卒業おめでとう と
それ以降 僕にとってこの言葉
「人の痛みをわかる人間になりなさい」
が 何事を行うにも底辺にあるようになり
人の痛みをわかる人間になるにはどうしたらよいのか
が 頭の中で浮いては沈み 浮いては沈み して
ここまで来ている
人の痛みを完全に知ることは無理だ
それは当人しかわからない
でも痛みを知る努力をすれば 今 目の前にいる人を
少しでも勇気づけたり 喜ばすことができるかもしれない
人の痛みを知ろうと努力し 人の成功を一緒に喜ぶ
そのことを習慣にできれば きっと心の豊かな人生になるんだろうなぁ
とは思うけど まだまだやっぱり
人間できてないよなぁ と思うことばかり
時々 先生に僕が叱られているあの光景が瞼裏に浮かびます
あの時より ちょっとは大人になっただろうか
「今までの人生を振り返ってみてほしい
自信を無くした時にもあなたを信じてくれた人がいるはずだ
あなた自身が他の人に対しても そうした積極的な
脚本を与える人になれるとしたらどうだろうか?」
仕事やコーヒーを通じて それができたならいいなぁ
と 昨晩お風呂に入りながらそんなことを振り返って
考えていました 先生は元気にしているかなぁ
いつもありがとうございます
焙煎アーティスト 島規之
ハートが大事!
島 規之
最新記事 by 島 規之 (全て見る)
- 毎日飲みたい、あきない味つくりを目指して (4804) - 2023年12月10日
- タンザニア いいですよ! (4803) - 2023年12月9日
- 時代の変化 (4802) - 2023年12月8日
関連記事
-
-
コーヒーのプロは缶コーヒーを飲まないのか?
プロローグ コンビニコーヒーが世間にあっという間に広がった。 こんな早く定着するなんて僕は予想し
-
-
焙煎で味わいが変わるってどういうことなのか
焙煎でコーヒーの味を作る、これわかりにくいですよね。
-
-
平凡の積み重ねが非凡になる
今日はお客様と コーヒーをたてる人によって随分と味が変わるモノですね という話をして
-
-
実は新婚旅行に行ってませんでした
旅行自体もう何年行ってないんだろ? 思い起こしてもわからない ハワイ島やブラジルに行ったのも一応 仕
-
-
アホの坂田を見て メンタルのタフネスさのこと考えた
こんにちは! 焙煎アーティスト 島規之です 昨日はカフェBeで13時まで仕事をしまして半休
- PREV
- 犬も歩けば・・・いや 歩かないと棒にもあたらない
- NEXT
- 言葉が通じなくとも気持ちは通じる