今、ドリップコーヒーはペーパーが主流なのか、それとも金属系なのか
プロローグ
さて、今回もご質問コーナーなのですが、とうとうお客様からではなく、初めての方からメールで質問が来ちゃいました。
悪意がなく、その質問文に好感を持ちましたら、どんどんお答えしていきますからね。
どうぞ、皆さんも奮ってご質問してください。
基本的にブログでお答えします。
個人情報ならびにそれにあたるものは一切アップしませんので、ご安心ください。
こんにちは 焙煎アーティスト島規之です
今回の質問はこちらです
今、豆で購入し、自宅で粉にしてドリップしてコーヒーを楽しんでいます。
ドリッパーはペーパーを使わないタイプのものを使用しています。
円形で細くなっていくタイプのものです。
ただペーパーを使ってないからなのか、コーヒーカップにどうしても粉豆のかすが入ってしまいます。
気にならないと言えば気にならないですが、ペーパーを使う理由は、このカスが入ってこない為なのでしょうか?
また、ペーパーを使用した場合と使用しない場合で、味など何か違いがあるから、やはりペーパーが主流なのでしょうか?お忙しいとは思いますが、どうぞご教授ください。
(加筆させて頂きました)
この様な内容でした。
ありがとうございます。
それでは説明しますね。
金属系とペーパーの違い
このご質問の方はたぶんこちらを使っているかと思います。

ペーパーレスで濾し器にあたるメッシュの部分がステンレスなど金属のフィルターになっているものを、僕は金属系と呼んでいます。
ペーパーを使わないので、ランニングコストが安くつきますね。
これを使う場合、出来上がったコーヒーのカップに中、最後にどうしてもコーヒーのカスが入ってしまいます。
なぜか?
これは紙と金属ではメッシュの細かさが違うからです。
例えば、わかりやすく極端に言うとこのザルを見てください。

これで水はくめません。
ペーパーはどうでしょうか?

見た目はザルのように隙間だらけではありません。
水をくもうと思えば、手早くすれば水を汲むことはできますね。
目が細かいから、ペーパーは水がゆっくり漏れます。
ザルは一瞬ですよね。
但し紙は使えるのは1回限り、金属系は何回も使えるのが一長一短。
これをコーヒーを漉す時のイメージにしてみてください。
隙間が多いと言うことは、粉もそこを通り抜ける、だからカップに粉が残ってしまうと言う事です。
さて、このカスが入って来ないからペーパーが主流なのか。
これは僕の考えですが、日本人の味覚は「澄みきった味わい」が好きなんだと思います。
お酒でも濁り酒が主流にならないように、粕汁より味噌汁が一般的である様に。(ちょっと違うかな)
特に液体の「濁り」があまり受け付けないのではないか、そう考えています。
金属系ですと粉が入るので、ペーパードリップに比べて液体が粉っぽくなります。
質問の通り、粉っぽくしたくないからペーパーにしている、というのはペーパードリップを好んで飲んでる方の理由の一つになっていると思われます。
あとペーパーの方が後片付けが楽ちんだと言うところです。
今のところ、ペーパーの方が使っている方が多いと思います。
まとめるとですね、日本人の味覚は綺麗さを求め、そして繊細なんですね。
これは古来からの日本料理や出汁などから来る、日本人が形成されている味覚の遺伝的な所ではないか、と僕は考えてます。
そんなところから、金属系がいけないとかではなく、日本人の好みの味はペーパーだと僕は思っています。
ですから無意識にペーパーを選んでいる人が多いと考えています。
主流かそうでないかは、僕は判断できないですが、僕が思うところはこんな感じです。
エピローグ
いかがだったでしょうか。
国民的な味覚にあうのが、ペーパーかなぁとざっくりとした理由を書き上げました。
但し金属系にとっても良いところがあって、ペーパーではコーヒーオイルという美味しいところを紙が吸ってしまうのですが、金属系はそれがそのままカップに注がれます。
どちらにもあるもの、ないものがあるで、どっちがいいと言うことではありません。
使いやすさや好みに合わせて使ってもらえれば良いと思っています。
皆さんも何か疑問に思う事、聞きたいことがあればメールか、フェイスブックメッセンジャーで質問してくださいね。
ブログでお答えします!
フェイスブックは島規之で検索。
メールはinfo@shima-coffee.com
です。
いつもありがとうございます。
焙煎アーティスト 島規之
マーケティングの師匠 藤村正宏先生のオリジナルブレンドを島珈琲がつくりました!光栄です!
エクスペリエンスマーケティング略してエクスマの創始者 藤村正宏先生のスコットブレンド
師匠のブログはこちら
島珈琲さんが作ったボクの「スコットブレンド」
http://www.ex-ma.com/blog/archives/4546
購入のご案内はこちら
藤村正宏先生のオリジナルブレンド・スコットブレンド販売します!
https://blog1.shima-coffee.com/?p=13679

島 規之
最新記事 by 島 規之 (全て見る)
- 情報源 (5629) - 2026年6月13日
- 8期の決算、無事に (5628) - 2026年6月12日
- 焙煎機のメンテナンスも無事完了 (5627) - 2026年6月11日
関連記事
-
-
ギフト ギフト ギフト
今年はありがたいことにギフトのご注文をたくさん頂いております 小学生のころ 折り紙は大嫌
-
-
コーヒーギフトを作るのに心がけている1つのこと
プロローグ 最近、ほんとにありがたいことにギフトのご注文が増えてきました。内祝、御中元、御歳暮、父
-
-
ブレンドは全て僕のオリジナルです
本日2月13日は日曜日ですので、日曜日だけが営業日のお店、大阪・豊中にある岡町本店に来ております。
-
-
昔のコーヒーは美味しかった!は、ほんとうなのか?
本日はこんなツィートをしました。 おはようございます。
-
-
ネルドリップの取り扱いについて
プロローグ コーヒーのいれ方で一番好きな方法は何か?と聞かれると迷いなく「ネルドリップ」ですと答え
-
-
HOT用 ICE用 のコーヒー豆 どれがいい?
プロローグ これもコーヒーセミナーの時に受けた質問です。HOT用 ICE用 それぞれにあうコーヒー
-
-
こまめに焙煎 (5073)
島珈琲では9月が閑散期になるのですが、今年は何か違うような感じがしてます。 というのも
-
-
コーヒーチェリーの果肉ってどうなるの?
8月はどちらかというと閑散期で、お客さんの流れが緩やかです。 緩やかだなと
-
-
このグァテマラ「クルスグランデ」は岡町本店だけ!
日曜日は、営業日が日曜日だけのお店、豊中岡町本店にやってきて、店頭に立ち営業しております。 こんにち
-
-
ド素人の嫁さんが作る美味しいアイスコーヒーの方法
昨日のブログに書きましたように 昨晩は休肝日をとりました がんばって今日も大好きなお酒をがまんします








RSSフィード