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今、ドリップコーヒーはペーパーが主流なのか、それとも金属系なのか

プロローグ

さて、今回もご質問コーナーなのですが、とうとうお客様からではなく、初めての方からメールで質問が来ちゃいました。
悪意がなく、その質問文に好感を持ちましたら、どんどんお答えしていきますからね。
どうぞ、皆さんも奮ってご質問してください。

 

基本的にブログでお答えします。
個人情報ならびにそれにあたるものは一切アップしませんので、ご安心ください。

 

こんにちは 焙煎アーティスト島規之です

 

今回の質問はこちらです

今、豆で購入し、自宅で粉にしてドリップしてコーヒーを楽しんでいます。
ドリッパーはペーパーを使わないタイプのものを使用しています。
円形で細くなっていくタイプのものです。
ただペーパーを使ってないからなのか、コーヒーカップにどうしても粉豆のかすが入ってしまいます。
気にならないと言えば気にならないですが、ペーパーを使う理由は、このカスが入ってこない為なのでしょうか?
また、ペーパーを使用した場合と使用しない場合で、味など何か違いがあるから、やはりペーパーが主流なのでしょうか?

お忙しいとは思いますが、どうぞご教授ください。
(加筆させて頂きました)

 

この様な内容でした。
ありがとうございます。
それでは説明しますね。

 

金属系とペーパーの違い

このご質問の方はたぶんこちらを使っているかと思います。
IMG_0399
ペーパーレスで濾し器にあたるメッシュの部分がステンレスなど金属のフィルターになっているものを、僕は金属系と呼んでいます。

ペーパーを使わないので、ランニングコストが安くつきますね。

 

これを使う場合、出来上がったコーヒーのカップに中、最後にどうしてもコーヒーのカスが入ってしまいます。
なぜか?
これは紙と金属ではメッシュの細かさが違うからです。

 

例えば、わかりやすく極端に言うとこのザルを見てください。
IMG_0400
これで水はくめません。
ペーパーはどうでしょうか?
IMG_0386
見た目はザルのように隙間だらけではありません。
水をくもうと思えば、手早くすれば水を汲むことはできますね。

 

目が細かいから、ペーパーは水がゆっくり漏れます。
ザルは一瞬ですよね。
但し紙は使えるのは1回限り、金属系は何回も使えるのが一長一短。

 

これをコーヒーを漉す時のイメージにしてみてください。
隙間が多いと言うことは、粉もそこを通り抜ける、だからカップに粉が残ってしまうと言う事です。

 

さて、このカスが入って来ないからペーパーが主流なのか。

 

これは僕の考えですが、日本人の味覚は「澄みきった味わい」が好きなんだと思います。

お酒でも濁り酒が主流にならないように、粕汁より味噌汁が一般的である様に。(ちょっと違うかな)

 

特に液体の「濁り」があまり受け付けないのではないか、そう考えています。
金属系ですと粉が入るので、ペーパードリップに比べて液体が粉っぽくなります。

 

質問の通り、粉っぽくしたくないからペーパーにしている、というのはペーパードリップを好んで飲んでる方の理由の一つになっていると思われます。
あとペーパーの方が後片付けが楽ちんだと言うところです。

 

今のところ、ペーパーの方が使っている方が多いと思います。

 

まとめるとですね、日本人の味覚は綺麗さを求め、そして繊細なんですね。
これは古来からの日本料理や出汁などから来る、日本人が形成されている味覚の遺伝的な所ではないか、と僕は考えてます。

 

そんなところから、金属系がいけないとかではなく、日本人の好みの味はペーパーだと僕は思っています。
ですから無意識にペーパーを選んでいる人が多いと考えています。
主流かそうでないかは、僕は判断できないですが、僕が思うところはこんな感じです。

 

エピローグ

いかがだったでしょうか。
国民的な味覚にあうのが、ペーパーかなぁとざっくりとした理由を書き上げました。
但し金属系にとっても良いところがあって、ペーパーではコーヒーオイルという美味しいところを紙が吸ってしまうのですが、金属系はそれがそのままカップに注がれます。

 

どちらにもあるもの、ないものがあるで、どっちがいいと言うことではありません。
使いやすさや好みに合わせて使ってもらえれば良いと思っています。

 

皆さんも何か疑問に思う事、聞きたいことがあればメールか、フェイスブックメッセンジャーで質問してくださいね。
ブログでお答えします!

 

フェイスブックは島規之で検索。
メールはinfo@shima-coffee.com
です。

 

いつもありがとうございます。
焙煎アーティスト 島規之

 

 

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島 規之

島 規之

珈琲焙煎を究めるために ハワイ島のコーヒー農園で通算6ヶ月働く その後 2002年にコーヒー豆専門店 自家焙煎 島珈琲 を開業 焙煎を究めるアーティストを目指し  日々珈琲焙煎と向き合う 「のほほんと心穏やかに」をモットーとし お客様に 「美味しいコーヒー豆と愛を届けること」に毎日全力を注ぐ

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