ブレンドについて考えた
今朝も自転車で受ける風は涼しく
長袖でもちょうど良い季候でした
今日から多くの方は3連休でしょうか
交通量も増えると思いますので
安全を心がけてくださいね
こんにちは!焙煎アーティスト 島規之です
さて 今日はコーヒーのこと
ブレンドについて書きたいと思います
久しぶりにコーヒーのお話です
って コーヒー屋のブログなのに
あんまりコーヒーのこと 書いてないやーん
あかんやん 笑
ブレンドとは 違う国や銘柄のコーヒー豆を
混ぜ合わせて新たな味を創造したものです
音楽で言うならば
例えばオーケストラ
一つ一つの楽器の音が重なり調和され
1つの音楽が完成されますね
バンドいうと
ボーカルがいて ギター ベース ドラム
それぞれがそれぞれの役割があって
ひとつの音楽になりますよね
ブレンドもそのような感じに思ってください
島珈琲のNO1ブレンドでブレンド花で
これを例えると
ブラジルというボーカルとギターがいて
コロンビアというベースがいて
タンザニアというドラムがいて
ひとつのバンド すなわちブレンドができている
ちょっとプロフェッショナルなお話をさせて
頂きますと
中焙煎のブラジルが割合でいう50%
中焙煎のコロンビアが25%
中焙煎のタンザニアが25%
この配合で混ぜ合わしています
ブラジルの豆は中和させるというか
全体のバランスを整え 味をなめらかにします
コロンビアは香りと味のシャープさを醸しだし
タンザニアでコクとボディを付加します
味の感じとしては
なめらかで優しく甘みがあり
切れ味もありながらコクもある
そして飲みやすい
そんな感じで あーでもない こーでもない
と微調整しながら この配合で落ち着いています
もちろんコーヒー豆は農作物ですので
毎年安定しているモノもありますが
安定していないのが通常なので
例えばコロンビアでも農園が変われば
改めて配合を見直したりします
ブレンドはある意味 お店の顔であり
マスターの感性であり 作品でありますので
お店によって違います
ですから お店の違いとして楽しむのも
いいかもしれませんね
あとこれはコーヒー屋さんによって
言うことが違うと思うのですが
僕は常にブレンドは違う味のするものだ
と言っています
というのもブレンドが
スプーンですくった時にいつも
50%25%25%の割合になるかというと
そうでもないからです
ですから毎回 微妙に味の違いが
楽しめるのがブレンドの醍醐味とも言えますね
ビバ!ブレンド!
写真はコーヒーをハンドドリップ
(ペーパードリップ)している僕
コーヒー屋はコーヒー豆の指揮者なんです♪
島 規之
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