今年はエチオピアモカの銘柄をチェンジします (4838)
僕だけじゃないと思いますが、突然急激な不安に襲われたり、かと思ったらなぜか根拠なき自信が溢れて来て、よしやるでー!と気持ちが高ぶったり。そんな繰り返しの中で、日々を過ごしております。
自営業だけではない話ではありますが、常にお金が頭に纏わりつくので、この先のことに漠然とした不安を抱いたり、大丈夫やと言い聞かせて落ち着きを取り戻したり。
僕自身も波はあるのですが、そうした心に波が起きても、心は平常心を保てるように、ずっと「心」をテーマにして歩んできました。
不安を感じることがあっても、すぐに心を穏やかにする、そうした心のセルフコントロールですね。
まだまだ完全にはコントロールは出来ておりませんが、そうなれるように引き続き心を鍛えていきたい、と思っております。
さてさて、本題へ。
今年モカは銘柄をチェンジします!
ですが、味わいは特にすごく変化することなくですね、モカはイルガチェフ村のものを使用します。
現在はイルガチェフのアジャレという銘柄を使用していますが、同じイルガチェフのドゥメルソという銘柄にチェンジします。
おそらく4月くらいになるかと。
実は去年の6月くらいには契約しておりまして、8月くらいから使用できるようにはなっていたのですが、僕は思うにイルガチェフのモカは、新豆よりもちょっと寝かしてからの方が、その独特の味わいがググっと強くなるので、ちょっとずらして使い始めるように調整しております。
エチオピアもインフレが
エチオピアは人口の増加が著しく、もう直に日本の総人口を抜かれるだろうと聞いております。
物価も上がっており、そうするとコーヒー豆の値段も上がりますので、更にこの先いったいどうなるのかと注視しております。
20年前と比べるのは間違いかもしれませんが、島珈琲が使っていたイルガチェフのエチオピアモカ、仕入れ価格を比べれば現在で実に3倍にもなっています。
20年で3倍です。
またこの先も変化と共に過ごしていくことになろうかと思いますが、僕の作りたいコーヒーは何か、これまで通りお客さんに届けたいものは何なのか、ここをしっかりと見据えてですね、自分軸・島珈琲軸をブレさすことなく、進んいきたいそう思っております。
ということでした。
それでは、どうぞ良い土曜日そして日曜日を!
こころに響くコーヒーを
焙煎アーティスト 島 規之
いつもありがとうございます。
島 規之
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