コーヒー豆に紛れる茶色い皮(4735)
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coffee
本日10月2日月曜日は岡町本店も高槻店も、定休日でお休みです。
この間の土曜日に娘の運動会があり、その代休が今日で、娘が朝からいるので何だか祝日の様な気分の僕です。
今日は娘と一緒に過ごす予定で、一緒にお昼ご飯を食べたり、買い物に行ったりと、他愛のない1日ですが楽しい時間を過ごしたいそう思ってます。
10月に入ってやっと秋っぽい気候に変わりつつ関西、昨日の岡町本店にもお客さんが多くご来店、通販のご注文も続々と入ってまいりました。
感謝感謝です。
今日はゆっくり過ごして、しっかりと身体を休ませて、来週1週間を笑顔多めで頑張れるようにフルパワー充電しておきますね。

コーヒー豆に入る茶色い皮
写真はグァテマラのコーヒー生豆(なままめ)です。
これを焙煎してですね、皆さんにお届けしております。
小粒ですがプリっとして、美味しそうでしょ、ってそう思うのはコーヒー焙煎をやっているものの感覚で、普通はこれを見て美味しそうとは繋がりませんよね。笑
で、よーく見てもらいたいのですが、このコーヒー生豆に薄い皮がついているのを確認頂けるでしょうか。
コーヒー生豆に付く薄い銀色の皮です。
これが銀皮と呼ばれたりチャフと言われる、コーヒー豆の皮なんです。
コーヒー豆のもとは、サクランボのタネみたいな感じなんですが、そのタネを取り出して発酵させて洗って乾燥させると、パーチメンとコーヒーと言う厚い皮をかぶっている状態なのですが、それを脱穀して、例えるなら精米するみたな感じで、それをして上の写真のようなコーヒー生豆の状態になります。
脱穀する時にこの銀皮も一応取り除かれるのですが、完璧に除くことは無理なんじゃないなぁ。
で、残っている皮は焙煎の時に分離して剥がれるのですが、豆の内部にもその銀皮は入り込んでいるので、粉にした時なんかはミルによって細かくなった茶色の皮が紛れ込んでいます。
長年やってますが、これ自体は味わいに影響はないと捉えております。
豆にも紛れている時も
時々あります。
ちょっと大きめの皮が豆に紛れている時は、焙煎が終了した時、焙煎機の釜のハッチを開けて、釜から冷却器に移すのですがその時に皮がサイクロンと呼ばれる集塵機に行かず、焼きあがったコーヒー豆と一緒に冷却に行ってしまうのですね。
冷却器には吸い込まれては行くものの、時々残ってしまうことがあります。
これについても特に品質には問題ありませんので、ご心配なさらないでください。
見つけた時は取るようにしてますが、紛れてしまうとわかりにくくなります。
もともとコーヒー豆についていたものですので、問題はございません。
焙煎終了時にコーヒー豆と一緒に紛れないように操作をしておりますが、それでも紛れ込むことがあります。
品質には問題ありませんということをですね、今回はブログでお伝えしておこうと思い書きました。
気になることがあったらお聞きくださいね。
ということで、今日はお休みを堪能します!
それでは、どうぞ良い1日を。
こころに響くコーヒーを
焙煎アーティスト 島 規之
いつもありがとうございます。

島 規之

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