寝ても覚めても (4609)
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coffee
焙煎の事を考え出すと、常にそのことが頭にあって、寝ても覚めても焙煎のことばかり考えてしまいます。
若い時は、いろいろ悩んでほんとに出口のない迷路で、頭を抱えていることばかりでした。
悩んで悩んで、答えがでなくて。
そうした経験を積んだからこそ、今ではそこまで、しんどくなるほど悩みはしませんが、それでも悩む時はあります。
どうするべきか、いろいろ積み重ねてきた経験と知恵でこの悩みを解決できないか、時間がぽっと空いた時は頭の中はそれ一色になります。
悩みすぎてもよくない
ということを、若い時の経験から知りましたので、少し心にゆとりを持って悩むようにしてます。
プラス経験から、なんとなるし今までなんとかしてきた、という自信もあって、悩み方にも余裕があるのは年の功でしょうか。
焙煎はすぐに答えがでないので、なんぎなんです。
焙煎した直後に一応テイスティングはしますが、1日置いてからじゃないと真の味わいがわからないのですね。
俗呼ばれる「味の若さ」です。
若い味とは、まだ全部が出しきれていない、完熟ではない、のような感じの意味合いで使われますね。
美味しいんだけど、表現したい味とちょっと違う
今悩んでいるコーヒー豆、美味しいと言うところでは合格点の味わいなんだけど、僕が表現したい味がちょっと足りない。
美味しいのですよ、自分自身でも美味しいなぁとどんどんと飲む手が進むのですが、でももうちょっと表現したい味があるんです。
それをまだしばらく悩みたいと思ってます。
これもコーヒーの楽しさの1つでもあるのですが、奥が深い故、悩ましいです。
悩み、楽しみながら解決しますね。
ということで本日、日曜日は日曜日だけが営業日のお店、岡町本店でこの19時まで通常営業しております。
どうぞ良い日曜日を!
こころに響くコーヒーを
焙煎アーティスト 島 規之
いつもありがとうございます。
島 規之
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