美味しいはメンテナンスから
昨晩、娘と会話していてフィギアからプラモデルの話になったんです。
娘の好きなアニメキャラクターのフィギアを探したんですが、それが結構お高いので、プラモデルがあったらそっちの方が安いんちゃうかと。
すると娘がプラモデルって何?と聞くので、買ってから作ろう作ろうと思いながら作っていない、ガンダムの「ギャン」というですね、クローゼットにしまってあったそのガンプラを持ってきて、これがプラモデルやで、と説明しました。
僕が小学生の頃は、予約したプラモデルが発売される日、学校が終わったらすっ飛んで家に帰り、プラモデル屋に走って買いにいったものでした。
娘はそんな話が楽しいらしく、今晩もまたプラモデルの話&そのアニメキャラクターのプラモデルを一緒に探す予定です。
さて、毎週木曜日は高槻店の焙煎機のグリスアップの日なんです。

毎週欠かさずグリスアップを
写真の中央には円になったパーツが見えますが、それが焙煎機の釜を回すためのベアリングです。
前回、交換してもらう時にメンテナンスフリーのベアリングに小さい穴を2つ開けてもらい、グリスを差せるようにしてくれたものを取り付けてもらいました。
粘度の高い潤滑油である食用グリスを、専用のオイラーという容器に入れてまして、そのオイラーのノズルの先を小さい穴に差し、ギュウと押し込んでグリスを注油します。
これをすることでベアリングの寿命をながくでき、またスムーズな回転をしてくれるのですね。
忘れないように毎週木曜日と決めて、焙煎機が冷めたお昼過ぎ、手すきになった時に毎回注油しております。
美味しいはメンテナンスがあってからこそのもの
掃除にしても注油にしても、その先にあるのは美味しいの持続です。
機械だって無敵ではありません、壊れもしますし急に止まったりもします。
そうしたことを未然に防ぐ、予防ですね、は、こまめなメンテンナスがあるからこそ、と僕は考えます。
特にコーヒーの美味しいを作る焙煎機は、毎日稼働して毎日美味しいを作りだしてくれています。
感情がない機械だって、大事にすればそれに応えてくれるはず。
ということもあってですね、島珈琲の美味しいはマメなメンテンナスによって保たれています。
これからもメンテンナスはきっちりして、美味しいを継続していきますのでね、ご安心ください。
それでは、どうぞ良い週末を。
こころに響くコーヒーを
焙煎アーティスト 島 規之
いつもありがとうございます。

島 規之

最新記事 by 島 規之 (全て見る)
- 焙煎、かかる時間 - 2023年3月25日
- 歳をとって叶う夢もある - 2023年3月24日
- 5回目の決算 - 2023年3月23日
関連記事
-
-
コーヒーシロップ純情物語
プロローグ 明日、今年2回目のコーヒーシロップ無糖の252本分の仕込み焙煎をします。それがどうやっ
-
-
20年選手の僕だって焙煎に失敗することがある
昨日は東京からPansonicの荒川さんが御来店。
-
-
カフェというよりコーヒー「豆」屋です
毎月一回、店先に置いてある黒板を書き換えています。 僕が原稿を作り、そしてカミさんが書いてくれていま
-
-
中焙煎=マイルドのアイスコーヒーも美味しいよ!
ついこの間まで寒い寒いと言ってたここ高槻では、3月に入って今日なんか5月の気候じゃないのん?と思わせ
-
-
おうちなら1杯53円で美味し~いコーヒーが飲めるんだな
毎月書き換えている黒板。 今月はこんな感じになりました。 原稿は僕が考えて、カミさんが
-
-
1粒1粒不良豆を取り除いて
本日、月曜日は僕のお休み。 高槻店は定休日で、岡町本店は日曜日だけのお店なので、月曜日は僕自身の休暇
-
-
カラダがあたたかくなるコーヒーをください
プロローグ 先日、喫茶をご利用のお客様にオーダーを取りに行った時に、こう言われました。 「身体が
-
-
深煎りと中煎りと同時にドリップをすると、どちらが早いか?
プロローグ 今回の記事は、けっこうどうでもよい記事なのかもと思っておりますが、まぁそんなこともある