中焙煎で目指すのは、明るい味わい
12月に入って1回目の日曜日です。
日曜日は、日曜日だけが営業日のお店、豊中市にある岡町本店へ来まして、先ほど焙煎が終わり10時よりいつも通りの営業を開始してます。
こちらの岡町本店では、コーヒー豆(粉)の販売のみで、テイクアウトドリンクコーヒーの販売はありません。
そして高槻店は、日曜日・月曜日が定休日で本日はお休みです。
住まいは高槻市にあって、高槻から車で岡町本店まで荷物を一緒に載せて来るのですが、途中、中央環状線で事故があり、日曜日の早朝には珍しく渋滞になっていました。
12月は師走、師匠すら走る月だそうで、事故の発生も毎年多いように感じています。
お出かけの際はどうぞ、お気をつけてくださいね。
さて今回は飲み物の味わいの「明るさ」についてです。
中焙煎では明るい味わいを目指してます
深焙煎のコーヒー豆では、どちらかというと明るさよりも、深みやコクを目指して味わいつくりをしていますが、中焙煎では明るい味わい作りを心がけています。
僕が好きな味わい、好みなんですけどね。
この1年は、気候変動などの影響でいつもよりも、コーヒー豆がそもそも持っている味わいがちょっと暗いように感じていたのです。
明るい味わいとは、口の中でパッと花が咲くような、爽やかな、そんなイメージですね。
それが、自分の中でストライクゾーンには入っているものの、ちょっとズレている感を持っていたのです。
ですので、この1年静かにそのズレと格闘してました。
お客さんには問題のない味わいでご提供していますので、ご安心くださいね。
自分の中であとちょっと、何とかしたいところと格闘していたんです。
それが解決しました
いやぁ良かった良かった。
焙煎方法にちょっとだけ工夫を乗せてみたら、ドンピシャでストライクゾーンの更に真ん中の方へと寄りました。
一安心です。
結構、時間がかかったのでね、長い格闘でした。
といっても油断はなりませんので、逐一確認しながら味わいの調整を施しまして、12月に美味しいコーヒー豆をお届けしますね。
常に何がしら考え事や悩みはありますが、一つ一つ解決して心労を減らしていきたいものです。
それを楽しめるところに来れば一番ですが、まだまだです。
修行します。笑
それでは、引き続きどうぞ良い日曜日をおすごしくださいね。
こころに響くコーヒーを
焙煎アーティスト 島 規之
いつもありがとうございます。
島 規之
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