焙煎した後、コーヒー豆の選別をしてます

今週よりお店で、価格改定のお知らせの用紙を配布しております。
5月下旬に価格改定をします、ご迷惑をおかけしますと。

するとお客さんは、こればっかりは仕方ないもんね、と一様に優しい言葉と一緒に受け取ってくださいます。
ほんとにね、感謝感謝です。

島珈琲はしあわせもんです。
こんなにいいお客さんに恵まれて。

これからも島珈琲の素晴らしいお客さんのためにも、美味しいコーヒー豆をお届けし続けますね。
お客さんの喜びは、僕たちの原動力です。

ありがたいなぁと思いつつ、今週を過ごさせてもらってます。
さて、今回は焙煎した後コーヒー豆の選別をしています、というお話を。

選別とは俗に呼ばれてハンドピック

コーヒー豆を焙煎した後、ハンドピックという手選別をしています。

ハワイ島のコーヒー農園で働かせてもらった時、焙煎前のコーヒー豆、コーヒー生豆ですね、これをパック詰めするまえに同じ様に手選別をして不良豆や欠点豆を手で除去する作業があったのですが、あちらではそれをハンドソーティングと言っておられました。

日本語ですと手選別ですね、写真のように一辺30cmくらいの長方形のトレイに焙煎した後のコーヒー豆を広げて、そして欠点豆などないかをチェック。
あれば取り除く作業。

欠点豆や不良豆というのは虫食いの豆であったり、生育不良であったり。
そんな豆は焙煎すると、ちゃんとした色がつかないのですね。

ですから、全体の中で色が違った豆があるので、それを取り除いたり、焙煎機のドラムの内部にある攪拌する羽に引っかかって黒焦げになったコーヒー豆とか、たまに混ざるのでそれを除去したり。

味わいに影響があるので、それらを逐一チェックして取り除いています。

僕の場合、ささっとします

なんでもそうなんですけど、考えてしまうと悩んでしまいますよね。
手選別する時もじっと見つめすぎると、よく見え過ぎて除去するべきか否か、迷ってしまうのです。

ですので、直感で見るようにして、さっと見てさっと取って、すぐに次に行く、と言う感じで結構スピーディに手選別の作業をしています。

焙煎していある間に、それを終わらせる、それが僕のリズムです。
例えば、まず1番目の焙煎でブラジル、2番目の焙煎でコロンビア、3番目で・・・と言う感じの時、ブラジルの焙煎が終わり、2番目のコロンビアの焙煎と平行して前の番のブラジルのコーヒー豆の手選別をする、といった具合で行ってます。

手選別で不良豆や欠点豆がないかをチェックをして、そして保存缶に入れています。

愛情込めてやっているのは焙煎だけではなく、こうした手選別も。
美味しいコーヒーに辿り着くまでは、ほんとにいろんな行程があるのですね。

お客さんの笑顔のために、来る日も来る日も焙煎そして手選別などなど、愛情込めてやっている島珈琲です。
それでは、今日も美味しいコーヒーで豊かな時間を過ごしてくださいね。

こころに響くコーヒーを
焙煎アーティスト　島　規之

いつもありがとうございます。

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島 規之

珈琲焙煎を究めるために　ハワイ島のコーヒー農園で通算6ヶ月働く その後　2002年にコーヒー豆専門店　自家焙煎　島珈琲　を開業 焙煎を究めるアーティストを目指し　　日々珈琲焙煎と向き合う 「のほほんと心穏やかに」をモットーとし お客様に　「美味しいコーヒー豆と愛を届けること」に毎日全力を注ぐ

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