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いつもの豆が切れた!プロはどんなふうに同じ味わいを作るのか

公開日: : coffee ,

コーヒー豆はご存じの通り、植物のタネです。

 

豆と言っていますが、それは「コーヒーの実」の中にあるタネを精製したもので、生産国から輸出され、輸入したコーヒー生豆を各焙煎所で焙煎され、あのアロマとセピアのコーヒー豆になります。

 

当然、農作物ですから作られている量は限られているので、在庫がなくなれば次の年度の出来たモノを待つしかありません。

 

ブラジルへコーヒー農園の見学へ行った時、いくつかの農園を見学し、その農園主からいろいろ教えてもらったのですが、同じ農園内でも山の斜面で陽の当たる場所での違い、標高の違い、など同じ農園内でも条件が少し変われば、味わいもまた少し異なることを説明してもらいました。

 

正確に言うと、同じ農園でも栽培する場所がちょっと違えば、同じ味わいはないとなるのですが、僕たちプロはそれを踏まえた上で、同じというストライクゾーンに入る味わいを作るわけです。

 

こんにちは 焙煎アーティスト 島規之です。
写真はブラジルに行った時のコーヒー農園の風景です。

いつもの豆が切れた時、プロってどうするの?

 

たまにあるのですね、商社さんがまだ在庫を持っていると思って、オーダーの電話をかけたらショートしていること。

ですので、来年はそういうことをできるだけ少なくするために、年間に使う量を取り置きしてもらいました。

 

もちろん取り置きしてもらのにはある程度の取引量が必要で、それからある期間を過ぎると倉庫代として、その料金を上乗せされます。

 

なのでリスクはあるのですが、切らすリスクのことを思えば、どちらのリスクをとるか、という話なんですね。

 

それで切らした時にどうするかですね。
似た味わいを探す、のが1番です。

 

いつも使っているブラジルを切らしてしまった。
似た様な味わいを探すのですが、取引している商社さんに似た味わいのブラジルがないとします、こんな場合はどうする?

 

変化球を使うしかない!

 

ストライクゾーンにボール投げるとき、直球だけがボールじゃないですよね、変化球でもストライクはとれますよね。

 

野球のピッチャーで例えてますが、ストライクゾーンに入れるために似た味わいがない時は、焙煎技術という変化球を用いてカバーします。

 

似た味わいに近づける、ストライクゾーンに入れにいく、こんな感じですね。

 

ですが、当然100パーセント同じモノはできません。

ですので、お客さんには変わることもお楽しみ頂けたら、とお伝えしています。

 

農作物ということもあって違いもありますし、体調や気分によってもコーヒーの味わいは変わってきます。
それを含めて楽しんでもらえたらなぁと思ってます。

 

とは言っても、まず僕がショートさせない、切らさないように在庫をしっかり持っておくことがまず重要ですよね。
来年度のコーヒー豆が輸入されるまでは、それぞれしっかりと確保しましたので、ご安心下さいね。

 

いつもの豆が切れた!プロはどんなふうに同じ味わいを作るのか、のお話 完。

 

コーヒーの香りってなんだか優しい気持ちにさせてくれますね。
焙煎アーティスト 島規之

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島 規之

珈琲焙煎を究めるために ハワイ島のコーヒー農園で通算6ヶ月働く その後 2002年にコーヒー豆専門店 自家焙煎 島珈琲 を開業 焙煎を究めるアーティストを目指し  日々珈琲焙煎と向き合う 「のほほんと心穏やかに」をモットーとし お客様に 「美味しいコーヒー豆と愛を届けること」に毎日全力を注ぐ

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