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障がい者支援施設とコラボカフェ カフェBeってどんなカフェ?

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カフェBeを運営する社会福祉法人 北摂杉の子会さんから、このカフェを手伝って欲しいとご依頼を受けたのが2009年、もう8年前です。

 

当時、立ち上がりからの3年間は僕もカフェBeに在駐し、カフェの運営の委託ということでカフェのお手伝いを、そして施設に通所する利用者さんのカフェ実習の指導も行いました。

 

このお話を頂いたとき不安はあったのですが、でもなんとかできる、とも思いました。

 

過去に福祉関係のお仕事などに携わったことはなく、でもさほど大きな不安がなかったのはなぜか、最近ふと浮かんだことがあったんです。

 

小学校低学年の時に、親父がいつも散髪に連れていってくれたのです。
料金がリーズナブルなお店でいつも車で30分ほどかけて。

 

その散髪屋さんに話すことが上手くできない、女性の理容師さんがおられたのですね。
僕が散髪に行くと、いつもいろいろ話かけてくれてくれました。

 

低学年だった僕、聞き取れないことも多々ありましたが、耳を傾けその女性の理容師さんが話す言葉をなんとかキャッチしようと心がけました。

 

会話がチグハグなこともありましたが、今思えばあのことが間接的に今へ繋がっているんだなぁと思ったり。
過去の体験はいつか何かに繋がるものなんだな、と、そんなことをふと思い、そっと親父に感謝しました。

 

こんにちは 焙煎アーティスト 島規之です。

 

障がい者支援施設とコラボカフェ カフェBeってどんなカフェ?

 

現在、僕がカフェBeの現場に立つ事はほとんどなくなりました。
普段は高槻店に在駐しておりますので、カフェBeは5名のスタッフにお任せしております。

 

僕の役目は、高槻店が終わったあとカフェBeへ行き、その日の計算やシフトの管理、スタッフからの連絡を受けたことを処理したり、裏方のお仕事をしております。

 

もちろんこちらカフェBeのコーヒーは、僕が焙煎したコーヒーをご提供しております。

 

さてカフェBeは福祉施設のレストランホールを利用して、営業しております。
なので、お昼には通所されている利用者さんが、こちらでご飯を食べに来られます。

 

そのランチタイムの時間は3分の2は利用者さんのお食事スペースで、3分の1のスペースはお客さんのスペースになり、ランチタイム以外のその他の時間帯は全面にカフェのスペースとなります。

 

お昼からは通所されている利用者さんの何人かが、カフェで実習をします。
職業訓練の場でもある、ということなんですね。

 

このカフェの目的

 

憩いの場であったり、ゆっくりした時間を過ごしてもらったり。

お店としてのカフェでありながら、地域と福祉施設との架け橋となる、そんな役割も含めたカフェであれば、とも思っております。

 

もうカフェBeは8年目になりますが、地域の皆さんにもゆっくりと認知され、カフェとして利用して頂き、地域のひとつの場所になってきた、そう感じています。

 

ここで実習する利用者さんや、施設で作業する利用者さんがもっと活躍できる場を考えることが今もこれからも僕の課題というか、やりたいことだなぁと思っております。

 

そんなこんなで8年も関わらせてもらっていることに感謝。
これからもこのカフェBeに何か貢献できるように、島珈琲 島規之は全力で行きたい、そう思ってます。

 

こちらがカフェBeの詳細になります。
よろしければ、ご覧くださいね。
http://www.suginokokai.com/cafebe/

 

 

 

 

ランチは日替わりでご用意してます。
月曜日から金曜日(土曜日だけランチ営業はありません)11時30分からオーダー開始、ラストオーダーが13時20分。

 

管理栄養士の献立で非常にヘルシーで、食後のドリンクが付いて680円(税込み)です。
予約優先制ですので、売り切れ次第その日のランチは終了になります。

 

機会がありましたら、ぜひカフェBeでランチタイムをお楽しみくださいね。

 

それではこのへんで。

 

ソファーでくつろぎながらのコーヒーって、いいですよね。
焙煎アーティスト 島規之

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島 規之

珈琲焙煎を究めるために ハワイ島のコーヒー農園で通算6ヶ月働く その後 2002年にコーヒー豆専門店 自家焙煎 島珈琲 を開業 焙煎を究めるアーティストを目指し  日々珈琲焙煎と向き合う 「のほほんと心穏やかに」をモットーとし お客様に 「美味しいコーヒー豆と愛を届けること」に毎日全力を注ぐ

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