コーヒーメーカーでペーパーを変えて味比べしてみた
毎週金曜日はカミさんはお休みで、ワンオペです。
ワンオペはきっとワンオペレーションの略でしょうね、知らんけど。笑
ずっと前、娘が友達と遊んでいる時にたまたま通りかかって、今何して遊んでいるの?って聞いたら、元気よく「おにご!」と。
なんや、おにごって!
よくよく考えてみると、おにごっこの略なんやなぁ。
そうか、今はおにごっこをおにごと言うのか、変わっていくなぁなんて思いながら今の若い人の略語って、たぶん全然知らんのやろなぁなんて、そんなこと考えておりました。
これから娘が成長するにあたって、未知な略語に出会うと思うとちょっと楽しみです。笑
さて、今回は同じコーヒーメーカーでペーパーフィルターを違うメーカーのモノを使い、飲み比べをしたその感想を書いていきます。

同じコーヒーメーカーで違うメーカーのペーパーフィルターを使用して味見をしてみた
お店でのコーヒーの味見、テイスティングですね、はコーヒーメーカーを使ってしています。
コーヒーメーカーはメリタ社製のもので、このコーヒーメーカーはとてもいいですよ、家でもこれを使っています。
ペーパーフィルターはメリタ社製のものを使ったり、写真のコットンパワーフィルターというものを使用したり、気分などによって使い分けています。
メリタのペーパーフィルターでコーヒーを淹れると出来上がりは、どちらかというとキレのあるシャープな味わいになると感じてます。
コーヒーの味わいが素直に出ている、と。
次にコットンパワーフィルターの方は、同じ銘柄で比べた時、抽出の条件もほぼ同じにして、味わいはというとまったりとして厚みのある味わいとなります。
深みがでるというか、これを製造するメーカーさんの謳い文句でもあるネルドリップで抽出したかのような、ちょっと液体にトロンと厚みがあるような味わいになり、とっても美味しいです。
注意点
抽出の条件をほぼ同じと書きましたが、豆(粉)の量は変えました。
メリタのペーパーフィルターを使用する時は、このコーヒーメーカーに付属している三角のコーヒー計量スプーン、1杯すくうと豆(粉)が8グラムになるのですが、メリタさんが推奨するようにカップ2杯分は、コーヒー計量スプーン2杯のコーヒー豆を、3杯分は3杯のコーヒー豆を。
グラムにすると2杯分は16グラム、3杯分は24グラムでじゅうぶんな味わいを抽出してくれます。
コットンパワーフィルターの場合は、これではちょっと豆の量が少なくて、2杯分は18グラム、3杯分26グラムにする方がより美味しくなると僕は感じました。
経済的に言うとメリタのコーヒーメーカーでメリタのペーパーフィルターを使用するのがいいのですが、味わいで言うとコットンパワーフィルターの方が更に奥深い味わいになる、という風に僕は捉えました。
気分で変えるのもいいですね。
ペーパーフィルターでも味わいが変わりますので、ぜひ試してみてください。
それでは。
こころに響くコーヒーを
焙煎アーティスト 島 規之
いつもありがとうございます

島 規之

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