島珈琲のコーヒーが雑味がなくスッキリして飲みやすいその理由

昨日は月曜日でお休みでしたが、高槻店の焙煎機のメンテンナスをしておりました。
9時くらいから始めて13時くらいまでかかるのですが、どちらかというとかがんでゴシゴシすることが多いのですね。

なので腰を痛めてしまいました。
いつもこの程度では痛めへんのになぁと思いつつ、これも年齢からくるものなのかと考えさせられたり。

そうか、この作業でも腰を痛めるようになったか、いつまでも無敵ではおられんなぁ（笑）と一人年齢をかみしめていました。
しっかりと内部の汚れを取りまして、今回のメンテナンスもばっちりです。

本日はお休みですが高槻店の焙煎機のメンテンナスの仕上げです。休みの方がじっくりできますからね。お昼過ぎまで頑張ります。その後は、時間があったら献血に行ってこようかと思ってます。
美味しいのためにお客さんの笑顔のために本日の焙煎機のメンテンナスあと仕上げだけ頑張ります！笑顔の1日を！ pic.twitter.com/IRQc41T1yI

— 島珈琲 島 規之 (@shimacoffee) October 11, 2021

昨日の様子はこんな感じでした。
さて今回は、島珈琲のコーヒーが雑味がなくスッキリして飲みやすいその謎に迫ります。

ステンレスシリンダーの持ち味

一般的にはだいたいが鉄製なのですが、島珈琲の高槻店のコーヒー焙煎機の釜はステンレス製を採用しています。
熱伝導などの関係で、コーヒーの味わいがスッキリと雑味がないように出来上がります。

とってもピーキー（じゃじゃ馬）なところがあって、操作性にちょっと難しいところもあるのですが慣れるとすごい力を発揮してくれます。
このステンレスシリンダーで焙煎するコーヒー豆は、出来上がるとスッキリとして雑味がなく後味も良い味わいに。

とっても飲みやすく、飲みすぎてしまうかも。
その他にもいろんなことが重なって、この美味しさは出来上がっていますが、最大のポイントはステンレスシリンダー、ステンレス製の釜で焙煎していることです。

そのステンレスシリンダーの特徴を生かすには、メンテナンスをマメに行うことが大事となってきます。

4ヶ月に1回から、3ヶ月に1回に

上の写真は焙煎機の心臓部、排気ファンです。
焙煎中に発生する煙を、釜から煙突へ持って行くために引っ張ってくれます。

このファンにも沢山の汚れが付きますので、焙煎機から取り外しそして汚れを全て落とします。
煙を通るダクト、筒ですね、この内側にも同じように汚れが付きますので落とします。

おかげ様で焙煎量も増えましてこの汚れが付くのも早く多くなり、またステンレスシリンダーではちょっと違う焙煎方法になるので汚れが付きやすい、というのもあるのですね。
それまでは4ヶ月に一度のメンテナンスだったのが、今では3ヶ月に一回に。

一回のメンテナンスには1週間と休みの日半日かけてやりますので、結構な時間を要します。
でもこれがあるからこそ、スッキリと雑味がなく飲みやすい、そして後口の良いコーヒーが生まれるのですね。

島珈琲の美味しさの秘密はマメな焙煎機のメンテナンスにあり！なのです。
ステンレスシリンダーがすごいとしても、メンテナンスを怠っていればその機能は発揮できません。

ホットコーヒーの美味しくなる季節がやってきました。
島珈琲のスッキリと雑味のない美味しさを、ごゆっくりお楽しみくださいね。

それでは。

こころに響くコーヒーを
焙煎アーティスト　島　規之

いつもありがとうございます。

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島 規之

珈琲焙煎を究めるために　ハワイ島のコーヒー農園で通算6ヶ月働く その後　2002年にコーヒー豆専門店　自家焙煎　島珈琲　を開業 焙煎を究めるアーティストを目指し　　日々珈琲焙煎と向き合う 「のほほんと心穏やかに」をモットーとし お客様に　「美味しいコーヒー豆と愛を届けること」に毎日全力を注ぐ

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