マンデリンが美味しい
昨晩、高槻店の業務終了後はシーラーのメンテナンスを。
シーラーとはシールする機械で、コーヒー豆をコーヒー豆袋に入れて封を閉じる機械ですね。
瞬間的に熱を出して、熱でプラスチックを溶かしてくっつける機械です。
これも開店した時に購入したものですので、実働9年ですね。
そろそろ傷んできたところもあったので部品交換と、中にコーヒーの皮が溜まるのでそれを取りぞくために少しバラシて、そして掃除しました。
今晩は高槻店のビッグボディ、コーヒーグラインダー(ミルですね)のメンテナンスをします。
こちらもバラして内部のカッターに付着するコーヒーの粉などを取り除きます。
これも定期的に行っています。
さてさて、またマンデリンが新しいものに切り替わりました。
今回も美味しいですよー。
今回のマンデリンの味わいは深い
今回の新しく入ってきたマンデリン、こちらもいいです。
マンデリンはインドネシアのスマトラ島が産地のアラビカコーヒーですが、雨が多いためその独特の精製法から個性的な味わいを醸し出しています。
島珈琲では、マンデリンは深煎り=深焙煎のみのメニューです。
苦みとコクそして独特の味わいが、好きな人にはたまらない味わいとなっています。
今回、入ってきたマンデリンはシルキーな舌触りでコクがあって、深みもあって味わいの個性もある。
僕からすると、これぞザ・マンデリンと言いたくなるような味わいです。
前回も良かったですが、今回は今回で味わいの輪郭がはっきりしていて、特徴が掴みやすいと感じています。
これからにぴったりな味わい
ここ高槻は、まだ日中は暑さ感じますが、これから秋が深まりそして冬へと向かっていく、この気温が下がりだすところでガツーンとマンデリンの旨味をより感じられるかと思います。
寒くなると苦みやコクを味覚は良く感じるようになりますしね。
ブレンドではこのマンデリンを使用しているのは、島珈琲のエース「ブレンド風」です、こちらも美味しく仕上がってます。
もちろんいつのシーズンでも美味しいですが、更にその美味しさの深みを感じる季節はこれからですので、コクと苦みがお好きな方にはぜひ飲んでもらいたいコーヒーです。
あえて専門的な表現をしますと、このマンデリンにはドライベルモットのような風味も感じて、この表現がいいのかどうか別にして、何かエキゾチックさを感じさせてくれます。
ということで、いい時季にいいマンデリンが入ってきました。
これからの秋の気候のお供に、ぜひおうちでマンデリンコーヒーをお楽しみくださいね。
それでは。
こころに響くコーヒーを
焙煎アーティスト 島 規之
いつもありがとうございます。
島 規之
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