来週は焙煎機のメンテナンスウィークに入ります!
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焙煎アーティスト
季節の変わり目だからでしょうか、秋の花粉症が始まったからでしょうか、ちょっと身体が気だるい感ある僕です。
皆さんは大丈夫でしょうか。
秋の花粉症が毎年あるんです、僕。
風邪のような症状なので一瞬ドキッとするのですが、熱はないし咳はないのでそれを確認してホッとしております。
マスクはマスクで営業時間内の9時間はすることになるので、酸欠というか低酸素状態で、頭がぼっーーとしてきたり身体がだるくなったりもあるんでしょうね。
いろいろ重なってちょっと身体が重たいですが、でも味覚はしっかりしているので心身は良好の方です。
季節の変わり目に入りますので、どうぞ皆さんもお身体を大事にして過ごしてくださいね。
さて、2021年9月最後のブログは、焙煎機のメンテナンスについてです。

焙煎における味わいつくりの最重要点がメンテナンス
高槻店の焙煎機のメンテナンスは、3ヶ月に1回の周期で行っています。
3ヶ月なんてほんとあっというま。
あれ?もう3ヶ月経った?なんて毎回思ってます。
焙煎機のメンテナンスは高槻店の業務終了後、火曜日から金曜日の19時から毎日部分的にやって済ませていき、月曜日のお休みの日に総まとめ、全体をバラシて内部にある汚れをしっかりと落として、全てが完了となります。
1日目はバーナー部、2日目は冷却装置近辺、という感じで1つの箇所のメンテナンスにしっかりと時間をかけて、内部を綺麗にしていきます。
なぜ、このメンテナンスが大事なのかというと、それは味わいに直結するからです。
焙煎時には煙が出るのですが、その煙の脂分が含まれており、煙の通り道のダクト内部にその脂分が付いてしまうのです。
さながらそれは、動脈硬化のように。
ダクト内部がその動脈硬化のような状態になると、煙の流れが悪くなりコーヒーの味わいのスッキリ感がどんよりとした味わいに支配されていきます。
なので、この内部にある汚れを落とすことで、いつもの綺麗な味わいを作ることができるのです。
その汚れによって味わいを損なわないように、定期的にそして早めにメンテナンスをすることが大事となってくるというわけです。
高槻店のステンレスシリンダーは特に
高槻店の焙煎機の釜ですね、釜はシリンダーとも呼ばれるのですが、よく使われる鉄製ではなく、ステンレス製なのですね。
このステンレス製の釜、ステンレスシリンダーですね、これは操作にものすごく気を使い、また内部に汚れが付着しやすい焙煎をするので、豆にメンテナンスが必要となるのです。
プラス、おかげ様で毎月のコーヒー豆の総焙煎量も増えつつあり、余計にこまめなメンテナンスが必要となるのです。
皆さんに美味しいと笑顔をお届けしたいですからね。
ほんとは4ヶ月くらいの周期だと身体が楽なのですが、やっぱり喜んでもらいたいですもの。
今回もしっかりとメンテンナスをして、これからの秋のコーヒーシーズンに美味しいをお届け続けますね。
それでは。
こころに響くコーヒーを
焙煎アーティスト 島 規之
いつもありがとうございます。

島 規之

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