商売を大きくしようと思うなら
昨晩、お風呂に入っていた時にふと思いつき、考えてたこと。
僕自身、島珈琲を今以上にお商売を広げていこう、店舗展開していこうとは正直思ってません。
でも、これでいいとも思ってません。
これでいい、と現状維持に入ればそれは下りのエスカレータに乗ったことと考えます。
これでいい、は衰退を招くと考えてます。
成長というのはお店の規模を大きく、お店の数を増やすことだけではありません。
どれだけ多くのお客さんに喜んでもえるか、これもまた成長の一つで、それで自然に会社が大きくなったところもあるでしょう。
しかし、僕は喜ぶ人を増やすことは目指しますが、お店や会社を大きくするなんては望んでません。
焙煎してお店の掃除して、接客してお店の片づけをして、そんなことがしたくて職人になることとお店をするということを選択しました。
なので、お店の規模としてはこのままですが、でも成長は続けていきますからね。
それを前提として書いていきますね。
お風呂の中で考えてたお商売を大きくしようと思うなら。

ハードの容量を上げていく
ハードウエア、つまり島珈琲でいうと焙煎機の容量です。
島珈琲で使用する焙煎機は5キロタイプで、1回の焙煎で最大4キロのコーヒー生豆を焙煎することができます。
5キロって言ってますが、5キロ入れて焙煎すると焼きムラができるんです。
なので二割減の4キロ、これが丁度いい限度となります。
この焙煎機は、この上に10キロタイプや20キロタイプ、更には50キロタイプなどの大型もあります。
それなりの時期が来た時に、パッと現在の焙煎機の容量よりも大きなものに買い替えることで、より大きなお商売ができることになるんだろうなぁと。
容量が増えることは、最小の値も大きくなるかと考えます。
例えば僕の場合、この5キロタイプで少ない時は1キロの焙煎を行うことがあります。
容量が大きくなれば、最小の値も大きくなるのが常で、つまりそれにあわせたお商売を考えていくことになる。
量を販売するために、どうしたらお客さんは喜んでくれるだろうか。
考え考え抜くこと
そのことを考えて考えて、どうしたらいいかというのが常に頭にあるのですね、トライアンドエラーでそれで工夫をして、行動して少しずつその大きくしたハードに沿ったお商売の器が形成されて、そして大きくなっていくのかと。
器を大きくして、そしてその器にあるやり方を考え抜く、そうせざる得ない状況が火事場のくそ力となってお商売を大きくさせて行くんだろうなぁなんてお風呂に入って考えていたのです。
僕自身も開業当初は、最大1キロ焙煎できる焙煎機でのスタートで、半年してすぐに現在岡町本店の置いてある焙煎機の先代にあたる5キロの焙煎機を分割で購入して、少しづつお店で出来ることの規模を大きくしていきました。
3期の決算を得て、今期のことをどうするか、考えてた時にそんなことを沸々思っていたのですが、とりあえず島珈琲は僕のカミさんで手のまわる規模で運営していきますので、今後ともよろしくお願いします。
そんな独り言ブログでした!
それでは。
こころに響くコーヒーを
焙煎アーティスト 島 規之
いつもありがとうございます。

島 規之

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