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コーヒードリッパー 陶器とプラスチックどっちがいいの?

プロローグ

先日、お休みの時に高槻にある松坂屋を奥さんと2人でぶらぶらしていました。
何と言って用事はなかったんですが、食器売り場や日用品のコーナーを見ていました。おのずと目がいくのがコーヒーのコーナー。

 

今の旬な器具や、流行りのモノ、昔から変わってないモノなど見ながら、いろいろブログのネタを探していました。(笑)
いやーたくさんありました、ネタの宝庫とも言えますね。
たまにはぶらぶらする事も大事だなぁ、なんて思いました。

IMG_8583

 

そのコーナーでコーヒードリッパーの陶器製とプラスチック製が並んでいたので、どっちがどういいのか?を今回は記事にしたいと思います。こんにちは、焙煎アーティスト島規之です。

 

まずはプラスチック製の一長一短

まず価格が陶器製にくらべ安価になります。耐久性は陶器製の方が上ですね、陶器の方が丈夫です。使っているとヒビが入ってきます、これは抽出するのには問題ありません。見た目の問題ですね。

 

プラスチック製の最大の良いところは、コーヒードリッパーの「リブ」という線がしっかりとでるところにあります。このリブはコーヒーの粉にお湯を注いだときに炭酸ガスがでるのですが、その通り道をつくるためにあります。

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従ってこの線がはっきりしていることは、逃げ道がしっかりとできることなんですね。
このガスが抜けなくてもたぶん味には問題ないと思いますが、抽出するスピードはじゃっかん影響あるのかなぁと思っています。これがプラスチック製の特徴です。

 

陶器製の一長一短

高級感がありますね。所有欲を満たすという感じでしょうか。暖かみもあるかと思います。ドリッパーを温めておくとプラスチックと比べ保温性が高いです。そして丈夫です。ひび割れは落とさない限り入りません。

IMG_8619

 

陶器製の弱点は、先ほどのリブがプラスチック製に比べて高くでていないというところにあります。これは製造の過程でどうしても仕方のないところのようです。
あとは1杯たての時に、陶器のカップの上に直接置くとそのカップを傷つけやすいので、動作を丁寧にしないといけないところでしょうか。

 

エピローグ

どっちも良いところは沢山あります。どちらかを選べば格段に味わいが違う!ということもありませんので、最終的には好みで選んで頂いて大丈夫と思います。リブが高いから低いからでびっくりするような味わいの変化は僕は感じたことありませんので、特に心配しなくて大丈夫です。

 

リーズナブルならプラスチック。所有欲をそそるなら陶器。そんな感じで選んでくださいね。

 

いつもありがとうございます。
焙煎アーティスト 島規之

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島 規之

珈琲焙煎を究めるために ハワイ島のコーヒー農園で通算6ヶ月働く その後 2002年にコーヒー豆専門店 自家焙煎 島珈琲 を開業 焙煎を究めるアーティストを目指し  日々珈琲焙煎と向き合う 「のほほんと心穏やかに」をモットーとし お客様に 「美味しいコーヒー豆と愛を届けること」に毎日全力を注ぐ

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