1杯分ドリップするより2杯分ドリップする方が味わいは安定する?
さて、今日はブログを書き始める時間が遅くなりました。
僕の1日の流れ、なんて誰も知りたくはないでしょうけども(笑)、朝お店についたらまず焙煎、と同時に店の準備も。
焙煎が終わると開店準備の掃除。
10時なって開店したら、発送の仕事をし、終われば明日の発送の用意、それからブログを書く、という流れで、だいたい午後からは喫茶コーナーも含めてバタバタすることが多いので、午後にはフリーな状態になるように努めています。
今日は先にしたいことがあって、ブログが後回しになり、ちょっと焦りながら書いています。笑
こんにちは 焙煎アーティスト島規之です。
ということで、1杯分をドリップするよりも2杯分をドリップする方が、味わいは安定するのか、というお話を。
特に始めた時は
僕が最初ドリップに挑戦した時に思ったことです。
ハンドドリップ始めた頃、1杯分をドリップするよりも2杯分をドリップした時の方が、安定した味わいになりやすい、と感じたのですね。
一杯分のコーヒーを淹れるよりも、二杯分のコーヒーを一度にドリップして淹れる方が、なぜ安定した味わいができるのか。
一つは粉の量が多くなり、ドリップする時にお湯をポットから落とすのですが、その的が大きくなるから落としやすい、キレイな螺旋を描きやすいから、というのが一つ。
もう一つは、これも一杯分よりも二杯分の方が、使う粉の量が多いから、に理由がくるのですが、粉の層は高さを増すわけです。
一滴のお湯がその層を通過するとイメージして、一杯分と二杯分の粉の層、どっちが深いかというと同じドリッパーでした場合、二杯分の方が深い(高さがある)わけで、一滴の水がコーヒーの層を通る、つまりコーヒーの粉と接触している時間は長くなる。
この時間が長い分が、味わいのブレを少なくさせる、その要因だと僕は考えています。
慣れると一杯分でも安定した味わいを作ることができるので、結局は慣れなのですが、慣れるまでは二杯分で淹れるのが、上達の早道かもしれません。
マグカップ一杯分は通常のコーヒーカップのだいたい二杯分
マグカップにドリッパーを乗せて、ドリップする時は二杯分の粉をセットします。
二杯分は18グラムが適量です。
一杯分は10グラムですが、倍量にすると濃い味わいになるので、少し減らすのがコツ。
ドリップが終わり、ドリッパーを外して、いざ飲もうとする、ちょっと待ってください!
コーヒーのドリップでは、最初の方でコーヒーの良い成分が出ています、つまり底に濃い味わいが溜まっているのです。
それを均等にして味わう方が、味わい的には良いですよね。
ですので、スプーンなどを使い全体の味わいを均一するために、軽く混ぜてください。
軽く1、2周させて混ぜる程度で大丈夫です。
コーヒーメーカーも同じで、濃い成分が底に溜まっています。
なので、同じくスプーンか、もしくは受けポットに蓋をしているか確認にして軽く横に振って混ぜて均一にしてください。
ということで、ドリップの味わい、そしてテクニックをまず安定させたい方は2杯どりから始めることをオススメします、というブログでした。
それでは。
こころに響くコーヒーを
焙煎アーティスト 島 規之
いつもありがとうございます。
島 規之
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