アイスコーヒーの豆は細挽きに
今朝は娘と起床が一緒でした。
少し早めに起きた娘、自分から起きてきたのでシャキシャキしておりました。
娘はスイミングスクールに通っていまして、現在は平泳ぎの級。
今日は進級テストだと。
娘、ドキドキするのかな。
思い起こせば僕も小学生の頃は、スイミングスクールに両親が通わせえてくれていました。
想い出はいろいろあるけども、父が単車で迎えに来てくれたことが鮮明に記憶されています。
南海部品でヘルメットを買ってくれたこと、冬は寒いからとよくテレビで見る銀行強盗役がかぶるような、目と口の空いたあれなんて言うんだろ、かぶるやつを買ってくれて、それを身に付けるのが楽しみでした。
皆さんは小学生の頃の記憶、何が今でも鮮明に残っていますか?
さてさて、今回はアイスコーヒー用の粉についてのお話です。

アイスコーヒーの粉は細挽きをオススメしています
粉を細く挽けば挽くほど、同じ条件でコーヒーを淹れた時、味わいは濃くなります。
粉の表面積が増えることで、お湯に接せる部分が多くなるので、その分エキスもよくでるということですね。
島珈琲では、ペーパーフィルター用は中細挽きで挽いておりますが、アイスコーヒーを作る場合は中細挽きではちょっと味わいが薄い感じになるので、粉の量を多くする必要があります。
それでも作れますが、粉の量を多く消費してしまうので、経済的に効率よくするためにも粉は細挽きにして、少ない量でしっかりした味わいができるように細挽きを推奨しております。
味わいがホットコーヒーくらいの時にちょうどよくても、アイスコーヒーのようにキーンと冷ました時は味わいはボケてしまうので、細挽きでしっかり味わいが出るようにすると、清涼感があり爽やかでかつ深みのあるアイスコーヒーが出来上がります。
何点か注意するところがあるのですが、その中の1つ、細挽きにすると細挽きにしたぶん抵抗ができて、お湯が下に落ちにくくなります。
コーヒーメーカーなどでアイスコーヒーを淹れる時は、お湯が溢れないよう粉の量を気をつけてください。
水出しも細挽きにしてます
こちらに関しては賛否両論ありますが、僕は水出しコーヒーの時もアイスコーヒー用のブレンドを細挽きにして使っております。
細挽きだと作った水出しコーヒーに、粉が混ざってしまうのが気になりますが、中挽きでも混ざってしまうので、混ざる量の違いが多少の違いなら、濃いしっかりとした味わいができる方を優先したいので、僕は水出しコーヒーの場合でも細挽きにしてお客さんにお渡ししています。
もちろん、お客さんに確認をとって、ですからね。
コーヒーは豆を粉にする時の挽き方、粉の粒度によっても随分味わいが違ってきます。
コーヒーはいろんなところで味わいが変化してしまうので故に、奥が深いと言われる所以ですね。
難しく考えると深いですが、コーヒーは楽しむものですので、肩の力を抜いてより美味しく作ることを楽しんでもらえればと思ってます。
ということで、今回はここまで。
それでは。
こころに響くコーヒーを
焙煎アーティスト 島 規之
いつもありがとうございます。

島 規之

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