ちょっと冷めてから見える魅力

高槻店のテイクアウトドリンクのドリップコーヒー、そのマイルドとビターは、この2つの銘柄を固定しました。
ビターはグァテマラに、マイルドはコスタリカに。

朝に必ずテストで一回抽出するのですが、いずれかを毎日飲んでいます。
どっちも美味しいですね。笑

僕の場合、いつも1杯のコーヒーをだらだらと時間をかけて飲んでいまして、10時に淹れたコーヒーを15時くらいまでかけて飲むこともザラです。
特に何か意識しているわけでもなく、だらだらと飲んでしまっています。

もちろん、温度帯での味わいの変化も見ていますが、それよりも僕のクセなんでしょうね。
ちびちび飲んでいます。

温度帯で味わいが変わると書きましたが、コーヒーは温かい時ぬるい時、冷めた時で味わいの感じ方が変わってくるのです。
このブログにも何度も書いてきましたが、今回もそのお話を。

テイクアウトコーヒーのみならず、ハンドドリップコーヒーでも

ホットコーヒーは温かい飲み物、温かいうちに飲みたいことは存じております。
しかしです。

温かい時にしか見えない味わいもありますが、ぬるくなってからしか見えない味わいもあり、温かい時にはその味わいは影を潜めています。
コスタリカですと、どんどんと甘みをキャッチしやすくなる、表面に出てくる感じでしょうか。

島珈琲のコスタリカはタラスという地区のコーヒー豆で、温かい時は優しく香ばしい味わい、冷めてくると爽やか酸味と口の中に長く残る甘みがググっと出てきます。

出てくるというか、もともと持っているのですが、温かい時にはキャッチしにくいのですね。
ですので、温かいコーヒーが好きな方も3分の2は温かいうちに飲んで頂き、残り3分の1をちょっとぬるい、もしくは冷めた時の味わいをお楽しみ頂ければ、1粒で2度楽しい思いができるので、そうして温度帯による味わいの違いをお楽しみ頂けたらなぁと思ってます。

もちろんグァテマラも

銘柄に関係なく、どのコーヒーも温かい時から冷めていく過程で、いろんな味わいの表情を出してくれます。
特に温度が下がるほど、特徴ははっきりと見えてきます。

個性的な味わいを持つ、エチオピアモカやマンデリンなどは特にぬるくなった時の方がより、その特徴的な味わいをキャッチしやすいです。
グァテマラもそうですね。

ですので、温かい時からちょっと意識して、どんな味わいだろって思いながら飲んで頂ければ、コーヒーの味わいをもっと楽しんでもらえると思ってます。

無意識に飲んでいると通り過ぎてしまうかも、ですので、これを読んで皆さんはぜひ温度帯による味わいの変化をちょっと意識して、コーヒーライフをより楽しいものとしてもらえれば嬉しいです。

ということで、美味しいコーヒーで良い週末を！
それでは。

こころに響くコーヒーを
焙煎アーティスト　島　規之

いつもありがとうございます。

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島 規之

珈琲焙煎を究めるために　ハワイ島のコーヒー農園で通算6ヶ月働く その後　2002年にコーヒー豆専門店　自家焙煎　島珈琲　を開業 焙煎を究めるアーティストを目指し　　日々珈琲焙煎と向き合う 「のほほんと心穏やかに」をモットーとし お客様に　「美味しいコーヒー豆と愛を届けること」に毎日全力を注ぐ

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