マグカップでだらだら飲むコーヒーが好き
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coffee
さて本日12月28日月曜日は、日曜日だけが営業日のお店、豊中岡町本店を(臨時)営業しております。
昨日は多くのお客さんが来られたので、たぶん今日はヒマなんじゃないかとは思ってますが、うっかり日曜日に買い忘れて、年末年始を美味しいコーヒーと共に過ごせない、という悲しい思いはして欲しくないので、この本年最後の月曜日は予備日のような形で営業しております。
通販のご注文が続々と入っており、感謝感謝ですね、今日は明日高槻店から発送するオーダーの準備などをしながら、岡町本店を営業し、過ごしたいと考えてます。
岡町本店ではいつもマグカップに、直接ドリッパーを置いて、ハンドドリップ。
通常の2杯分のカップ分くらいですね、マグカップは。
なので粉の量は18グラム、ちょっと濃いめがお好きなら20グラムでドリップ。
そのマグカップに淹れたコーヒーを、ゆっくりとだらだらと飲みながら、仕事をしています。
もちろんカップテイスト、味見も含めてね。

冷めても美味しいコーヒーを
だらだら飲む。
あったかい時、人肌の時、冷めた時、コーヒーの温度もどんどんと下がっていきます。
あったかい時に飲むのが美味しい、のはじゅうぶん承知です。
ですが、コーヒーの本質の味わいは、冷めた時にわかりやすく、そして冷めた時に美味しいと思うコーヒーこそ、ほんものの証なのです。
冷めた時に、コーヒー豆が持つ、生産地で育てられたのポテンシャルや焙煎の技術の良し悪し、などがはっきり出るのですね。
ですので、マグカップでだらだら飲んで、そしてどの段階でも美味しい、となれば、それは良質なコーヒーと言えるのです。
そこを目指しておりますので、マグカップでだらだら飲みながら、冷めた時でもちゃんと美味しいかをチェックしております。
飽きない味を
いつも飲むコーヒーですから、1回飲んで、お腹いっぱいになる、そんなコーヒーの味つくりではなく、またすぐにでも欲しくなる、飲みたくなる、そんな味つくりを僕は目指しており、作っております。
個性の強い味わいのコーヒーを作ることも可能ですが、個性が強すぎると味わいは分かりやすいけど、結構飽きやすいと僕の中では感じてます。
なので、個性を出しながらも優しく、飲みやすく、何杯も欲しくなるそんな味わいを表現したいと、日々邁進している所存です。
コーヒーもただ焙煎で持ち味を引き出すだけではなく、そうした飽きない味を作るようにいろいろ考えてのですね。
商(あきな)いは飽きない味つくり、僕の胸に刻んでいる言葉です。
年末年始も美味しいコーヒーで、家族団らん、笑顔いっぱいの時間を過ごしてくださいね。
それでは。
こころに響くコーヒーを
焙煎アーティスト 島 規之
いつもありがとうございます。

島 規之

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