焙煎する時間は1回どれくらいかかるんですか?
高槻店では営業中に焙煎をしていることは滅多にないのですが、岡町本店では午前中、朝10時を越して長いと11時くらいまで焙煎機を回しながら、営業している時が時折あります。
お客さんが焙煎している様子を見ることはあまりなく、珍しいので、皆さん興味深く見ておられること多いです。
豆が色づいていく様子、どんどんとコーヒーブラウンになって行く様子、見入っている方もしばしばです。
皆さん一様に言われることは、香りがいいですねーと。
ですが、ずっとその場所に居ると、ニオイがわからなくなるのですね、もったいない。
それを嗅覚疲労と言うのですが、だけど服には染み付いていて家に帰ると、焼き物の香ばしい香りが服からふわっと。
しあわせな気分になります。
そして、もうひとつよく聞かれることが、焙煎ってどれくらい時間かけているんですか?ということで、今回はそれについて書いていきます。

約15分間ほど熱に焙られて魂を吹き込まれます。
焙煎士さん、焙煎する人によって、いろんな考えがありますのでこれが正しいというわけではありませんが、僕は15分以内を目指して焙煎します。
熱量の調節と風量の調節、豆を投入する温度などなど、豆を焦がさないように、生焼けにならないように、芯までしっかり火を入れて、そして美味しく焼ける、その調節する全ての良いところの点を線でつながるようにして、美味しいコーヒー豆を焼き上げます。
もちろん焙煎する量によって、時間は前後しますが、15分以内を目指して焙煎をします。
15分以内であればいいのか、というとそうではなく、焙煎する量によってまちまちですが、一応10分以上15分以内の範囲で、ガス(熱量)や風を調節して、その時間内に終わるように調整しています。
お米をふんわりしっかり炊くときのようなイメージを持って
そんな感じに似てますね、イメージとして。
お米も炊いている間は、味見して、よしいいぞ、なんて言えないしできないじゃないですか。
コーヒー豆も一緒で、焙煎中はあくまでもイメージしかできません。
出来上がってから、粉にしてドリップして味見して、それから今回の焙煎はこうしたらよかったかな、というのが見えるのですね。
だから自分の中で蓄積したデータを基に、こうしたらこんな味に、こんな香りの出具合に、とかできる味わいをイメージして、熱量や風量を調節して焙煎を進めます。
時間も一つの物差しですが、いろんな物差しをもって、自分の美味しいを作り上げていくのですね。
焙煎機には温度計がついてますので、温度計と時間を見て、温度上昇と時間に大幅なズレはないかとか確認して、いつもの美味しいを再現しております。
ということで、僕は焙煎には15分以内というのをひとつ物差しにしております。
焙煎の後、コーヒー豆を冷却するのに3分~5分くらいかかるので、ワンクール20分くらい。
これを焙煎する銘柄の分だけ、繰り返す感じです。
今朝は7バッチでした。(焙煎は何回ではなく何バッチと言います)
ということで、年末も焙煎頑張ります!
それでは。
こころに響くコーヒーを
焙煎アーティスト 島 規之
いつもありがとうございます。
島 規之
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