グァテマラいろいろ祭り ザ・ファイナル
11月の末頃から年末に向けて用意した、3種類のグァテマラが、最後の3銘柄目に入りました。
あっというまに3銘柄目に。
この3銘柄目は35キロ入りの麻袋を5本キープしたので、たぶん1月いっぱいまで位はお楽しみ頂けると思います。
その3銘柄目、昨日チェンジしました。
2銘柄目はトウィハで、産地はグァテマラのウエウエテナンゴというところでした。
今回の銘柄クルスグランデ農協という優秀な小農家さんが60軒ほど集まった、その生産地区もトウィハと同じウエウエテナンゴ地区のコーヒーになります。
ウエウエテナンゴ地区はメキシコの国境に近い地区で、別名ハイランドウエウエと呼ばれていて、標高が高く所々に岩肌も見える、非常に険しい所。
コーヒー豆は、標高が高いほどいいものが育つ、という一つの物差しがあります。
そのウエウエテナンゴ地区で育ったコーヒー、クルスグランデの紹介です。

This is グァテマラ、これぞグァテマラと言いたくなるコーヒーです
僕個人的には、これぞグァテマラ、と言いたくなるコーヒーですね。
グァテマラらしさが随所溢れる、そんなグァテマラコーヒーです。
グァテマラらしさとは、一言では表現できませんが、優しくて、でも奥が深くてコクがあって、かつ上品でエレガントなまとまりで、妖艶な感じもあったりと、ちょっと分かりにくいかもしれませんが、ものすごく複雑な良さを持っている、それがグァテマラらしさなのです。
力強さもあり、飲み終えた後の甘い余韻もあり、なかなか味わい深いコーヒーです、このクルスグランデ。
このクルスグランデ農協では、農家さん方でワークショップを開催し、品質向上のため熱心の勉強もし切磋琢磨しているとのこと。
今回は5袋あるので、しばらくお楽しみ頂けますのでね、ご安心ください。
もちろんブレンドにも
島珈琲のブレンドのラインナップでグァテマラを使用しているのは、特選ブレンド四季、ブレンド月、ブレンド風の3種類。
このグァテマラ・クルスグランデが入ることで、更にボディ、コクですね、と甘みがアップ。
隠れたところで、そのブレンドの味わいをしっかりと支えてくれる、そんなブレンドの功労者的な役割をしてくれています。
カップから立ち上がる香りもとってもよくて、そして上品。
年末年始に、家族での団らんや大切な人との過ごす時間のお供に、ぜひぜひ。
通販のグァテマラもクルスグランデに替わりましたので、よろしくお願いしまこーひー。
ということで、美味しいコーヒーを作ってくれる生産者の方々に感謝して、今回のブログを終わらせて頂きます。
それでは。
こころに響くコーヒーを
焙煎アーティスト 島 規之
いつもありがとうございます。

島 規之

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