焙煎機でする味わいのコントロール
昨晩はYouTube自家焙煎島珈琲chの動画を撮りました。
次は「焙煎アーティストってなんなん?何者なん?」です。
焙煎アーティスト島規之です、って真顔で言ってますが実はちょっと恥ずかしかったり。笑
焙煎アーティストと名乗るようになった、その理由とそれからの熱い思いを聞いてください。
ブログを完成させたこの後に、編集をしていきます。
日本語って難しいなぁと動画を撮っていてつくづく実感してます。
ブログは後から調べてその言葉の使い方が間違っていたら修正は容易ですが、動画はね、それほど容易ではありませんので、後からあの言葉であの表現で良かったかなと思っても、うーん修正をどうしよかなぁっなんて迷ってしまいます。
言葉の勉強も更にしないと、と思う頃です。
さて、今回は焙煎機の操作でどんな味つくりが出来るのか、一部紹介していきますね。
ダンパーで操作する味わい
写真は焙煎機のダンパーと呼ばれる、送風の強弱を調整する装置です。
11の目盛りが刻まれていて、焙煎中はそのどこかに合わせて送風の力をコントロールし、味つくりの調整をします。
開け過ぎ、閉め過ぎで出来上がるコーヒーの味わいが変わってくるのですね。
閉め気味にすると、力のある味わいになりますが香りの出方が弱くなったり。
開け気味にすると、香りの出方は良くても味が抜けてしまってたり。
そのバランスが良いところを見つけて、焙煎中ダンパーの目盛りをどこ設定するかを決めるのですね。
香りの出方を考慮し、そして味わいを抜けないようにし、釜内に圧力がある程度かかる状態でコーヒーらしさのコクを作る、このバランスをダンパーで調整して自分の作りたい味わいを焙煎して作るのです。
中焙煎と深焙煎でちょっと変えてます
高槻店の焙煎機では、中焙煎=中煎りと深焙煎=深煎りで、出来る味わいがちょっと違うように操作しています。
中焙煎=中煎りは、より軽く爽やかな口当たりになるように。
深焙煎=深煎りは、よりコクと優しい苦みが口の中で表現できるように。
ダンパーという装置を微調整して、出来上がる味わいを考えています。
まぁほんとに、いろいろと焙煎は楽しいです。
コーヒー豆の性格に合わせて、ダンパーを調整して出来る味わいを整えたり。
コーヒーの焙煎って、焙煎の途中で味見が出来ないので、想像力を駆使して出来上がりを考えて作業するのですね。
それが一発勝負で楽しいというか、スリリングでもあるというか。
どストライクで思い通りにピタッと出来ると、ガッツポーズしたくなりますからね。笑
今回は焙煎機で、こうした味つくりの調整をしてますよ、という一部のこと書きました。
それでは。
こころに響くコーヒーを
焙煎アーティスト 島 規之
いつもありがとうございます。
YouTube 自家焙煎島珈琲ch 9月30日新しい動画アップしました!
今回は「プロのオススメ おうちで使うコーヒーのクリームはこれ!」 です。
是非ご覧くださいね!
次回は10月7日金曜日にアップロードします。
次回内容は「焙煎アーティストってなんなん?何者なん?」です。お楽しみに!
島 規之
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