接客には一言が大事

今年に入ってから2件、新規出店されるお店でのコーヒーのご相談を頂いております。
一件は、3月12日に豊中岡町にオープンされる、古絵本とコーヒーのお店 ちぇすなっと さん。

もう一件は、高槻でカフェ開業をお考えの方から。
お話を頂いた時にコーヒーのこともそうですが、接客についてのこともお話したりします。

そうして、年に数回、同じような話をすることで僕自身への言い聞かせや復習になってもいるのですが、今回、僕が経験を積み上げたその中でも、特に大事なことを書いていきます。

良い流れを自分から作る

人はどうしても人に頼ってしまうことがあります。
そして人や環境のせいにしてしまうこともあります。

だけどです。
自分から良い流れを作って、その良い流れに乗ってもらうことが、お店にとって大事なのですね。

自分から笑顔になる、自分から挨拶をする、自分から謝る、自分からゆずる、自分から流れを作るのです。
口コミだって、口コミになるネタを自分で作ることが大事。

人に世間に任せていたら、それは世間や人の作った流れなわけで、それは自分の思う流れとは違うはずです。
自分で、自分から、流れを起すのです、それもいい流れを。

この3月29日で、島珈琲は開業18周年を迎えますが、お店にとって一番大事なことは、この、自分からいい流れを作る、ということだと確信しております。

そしてもうひとつ。

一言を忘れない

込み合っている、お待たせしそうな時なら、少しお時間かかりますけどよろしいですか、とか、列が出来ているけども、今ご入店されているお客さんに「こんにちは　ちょっとお待ちくださいね。」と面と向かってお伝えたりとか。

そうした時に、たった一言声をかけるか、かけないかで、今後が変わる時があります。
声をかけなくて、気を悪くさせ帰らせてしまったこと、それからご来店がないこと、僕だって経験してます。

あの時、たった一言声をかえることを忘れなければ、という後悔は今でも起こらせています。
またやってしまったかと、古傷を思い出すような、苦く淡い自己嫌悪な気持ちになること、正直今でもあります。

だからこそ、そんな苦い経験が出来る限り少なくなるように、と思い、それをお伝えすることにしております。

こうなるだろう、ということを分かっていれば、先に一言お客さんへお声掛けしておく。
たった一言で状況が変わるのです。

いい流れを自分から作ること、そして一言を忘れない、自分にも言い聞かせるためにも書いた今回のブログでした。

今日はこの後、家族との時間をゆっくり過ごしたいと思います。
それでは。

こころに響くコーヒーを
焙煎アーティスト　島　規之

いつもありがとうございます。

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島 規之

珈琲焙煎を究めるために　ハワイ島のコーヒー農園で通算6ヶ月働く その後　2002年にコーヒー豆専門店　自家焙煎　島珈琲　を開業 焙煎を究めるアーティストを目指し　　日々珈琲焙煎と向き合う 「のほほんと心穏やかに」をモットーとし お客様に　「美味しいコーヒー豆と愛を届けること」に毎日全力を注ぐ

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