*

中焙煎と深焙煎の豆温度差は10℃前後 それが味の差

公開日: : coffee ,

僕は朝派の人で、夜は出来る限り早く家に帰り、晩酌したい男です。笑
ですので、朝早いのは問題ございません。

 

よって焙煎も朝しています。
前日に受けた発送、それから業務用卸、そしてお店で販売するであろう量を計算し、そして朝からその分を焙煎してます。

 

焙煎終了後は、焙煎機の掃除、そして開店前のお店の掃除、オープンして発送の荷物を作る、そんな感じで流れて行きます。

 

焙煎は中焙煎からスタートし、そして順番にこなして深焙煎へと移行します。
コーヒー豆にも火の通りやすいもの、火の通りにくいものがあり、焙煎機が温まった後半に火の通りにくい銘柄を焙煎するようにし、逆に火の通りやすいの銘柄は1番目に持ってくる、こんな感じにその日の順番を決めて焙煎してます。

 

 

中焙煎と深焙煎の温度差は10℃前後

 

焙煎には焙煎温度があり、写真は釜の中で焙煎中の豆の温度がわかるよう、焙煎機には写真のように、デジタルで温度が表示されるようになっています。

 

この温度と焙煎しているコーヒー豆の色などなどを見て、最後、焙煎止めをし、その豆はすぐに冷却されることでコーヒー豆の焙煎が完了します。

 

この焙煎止めの時のコーヒー豆温度、これはマシンによってちょっと違いがあるのですが、高槻店の焙煎機では188℃くらいが中焙煎の焙煎止めの目安の温度。

 

深焙煎では200℃くらいが焙煎止めの目安の温度となります。
あくまでも目安ですが、だいたい10℃前後の差があります。

 

時間にしてだいたい1分半くらい。
その温度、時間の差で味わいが変化している、ということなんです。

 

同じ銘柄でも、味わいは異なってくる

 

例えば島珈琲のラインナップでは、ブラジル・コロンビア・エチオピアモカが同じ産地のもので、中焙煎と深焙煎の両方にエントリーされています。

 

エチオピアモカはイルガチェフ村アジャレという銘柄ですが、これを中焙煎のもの、深焙煎ものと二つの味わいをご用意しています。

 

焙煎終了時の焙煎止めのコーヒー豆の温度は、中焙煎だと190℃くらい、深焙煎ですと200℃くらい、時間にして1分40秒くらい、深焙煎の方が長くなりますが、味わいの方は比べてみると見て非なるもので、全然違うのですよ。

 

中焙煎は爽やかな酸味を感じますが、深焙煎になるとその酸味はかなり影を潜めて、逆に苦みが前に出てきます。
面白いでしょ。

 

たった1分40秒の違いで、同じ銘柄なのに違うような味わいに変身する、それが焙煎なのです。

 

銘柄によっては中焙煎に向くもの、逆に深焙煎に向くもの、両方で発揮できる銘柄と、産地によって様々です。

 

これを知ることでコーヒーライフが更に興味深く、そして楽しくなるかなぁと思い書きました。
引き続き、素敵なコーヒーライフをお過ごしくださいね。

 

それでは。

 

こころに響くコーヒーを
焙煎アーティスト 島 規之

 

いつもありがとうございます。

The following two tabs change content below.

島 規之

珈琲焙煎を究めるために ハワイ島のコーヒー農園で通算6ヶ月働く その後 2002年にコーヒー豆専門店 自家焙煎 島珈琲 を開業 焙煎を究めるアーティストを目指し  日々珈琲焙煎と向き合う 「のほほんと心穏やかに」をモットーとし お客様に 「美味しいコーヒー豆と愛を届けること」に毎日全力を注ぐ

関連記事

旬のコーヒーをどう選びブレンドする?月替わりの季節のブレンド

人と人に相性があるように、またコーヒーにも相性があります。   今回この相性は

記事を読む

暑い時はコーヒーシロップ加糖が動きます!

連日、うだるような暑さ。 皆さん熱中症対策には万全にされていますか?   僕自身も一度、熱

記事を読む

理由は後付でもいい まずはやってみること

またちょっとコーヒー教室でのお話したことを詳しく書きますね。   コーヒーのペ

記事を読む

メンテナンス

昨日は夜な夜な 焙煎機の掃除 メンテナンスをしました ダクトをはずし 分解して掃除できるところはほぼ

記事を読む

コーヒーの香りってガスなんですか?

年末年始超繁忙期がスタートしました。 こんにちは 僕、焙煎アーティスト 島規之です。 &nb

記事を読む

お店によって違う、細挽き・中挽き・粗挽き

プロローグ コーヒーが難しいと思われる理由の一つ、定まった基準がないことが挙げられると思います。

記事を読む

アイスコーヒーはなぜ深焙煎のコーヒーを使うのか?

プロローグ アイスコーヒーはなぜテカテカに光る深焙煎の苦めのコーヒー豆がいいのか? 深焙煎でない

記事を読む

福祉施設とコラボコーヒー豆!島珈琲は徹底的にサポート

お商売で大事なことって、自分がなんでやねん、って思った不快なこと、これを元に自分はそうしないぞと心に

記事を読む

コーヒーポット(ドリップ用のポット)の選び方3つのポイント

プロローグ 昨日、お客さまからコーヒーをドリップするときに使うポット。これを選ぶときに何を気をつけ

記事を読む

コーヒーのことを迷わない1つのすすめ

プロローグ コーヒー屋はお山の大将である ←島規之の名言 迷言?笑 野に咲く花のように~♪

記事を読む

僕の初コーヒー本できました!
ぜひ お読みください!

ドリップコーヒーの健康と秘密を明かす焙煎アーティスト 島 規之

ドリップコーヒーの健康と秘密を明かす焙煎アーティスト
島 規之

いつも身近にあるコーヒーに関する知識が満載!専門用語も少なく読みやすい!今までコーヒーに関心がなかった人でも興味を持っていただける楽しい内容です。あなたのコーヒーライフが更に楽しくなる一冊です。

ブログの読者になると新着記事の通知を
メールで受け取ることができます。 読者登録はこちら
twitter Instagram btn_hp
美味しいテイクアウトコーヒー強化宣言!

前々から言っていたのですが、ついに実現できそうなところまで来ました。

コーヒーのプロの僕がコーヒーを淹れる器具で、一番だと思うもの

一時の事を思うと、随分とコーヒーの抽出器具も多くなったと感じております

コーヒー教室は開催しません、が、

昨日、お客さんとお話していて、コーヒー教室とかは開催されないのですか?

ドリップの方法、人によって言うことが違うのはなぜ?

昨日はお休み。 実家に行き、母と家族で父のいる施設へ。  

星野伸之さんのスタイルの様に

野球選手の中で誰のようなスタイルで生きて行きたいか、という問いがもしあ

→もっと見る

  • cafe be のちょこっと寄りみち日記
PAGE TOP ↑