20年前、コーヒーの情報は本から取っていた
写真は岡町本店の本棚です。
岡町本店は僕の書庫でもあり、コーヒー・紅茶・カクテルなど飲料関係の本、料理系の本、そして、そのたお勉強のための本など、大切な本をそこへ置いています。
先日、お客さんにコーヒーの本がいっぱいですね、言われまして、その時に僕からお返しした言葉が「僕がコーヒーに興味を持った時は、本からの情報しかなかったのですね。」と。
島珈琲を開業したのが2002年、その頃はインターネットの黎明期でしょうか。
今ほど、誰もかれもが手軽に使う、という状況ではなかったと記憶しております。
開業する前に、本は集めていたので、それももう古い本ばかりになりますが、今でも時折振り返るために手に取り、目を通しております。
しかし、18年での変化はすごいなぁ。

コーヒーの技術は本ではなく、今はYouTubeから
先日、店先にあるオリーブの木の鉢の植え替えをしたのですが、僕は植物には詳しくなく、よくわからない人なのですが、YouTubeで調べれば植え替え方法があるわあるわ。
昔なら本を買って調べたり、花屋さんで聞いてみたり、だったのに、今やスマホでわかっちゃう。
これと同じでコーヒーのこともそう。
調べればいっぱい結果がでてきますよね。
すごいなぁって思うんです。
20数年前はそう簡単に手の内を教えてはくれなかったけども、今は調べればいっぱいでてくるんですから。
ただし、逆に情報がありすぎてどれを選べばいいかわからない、どれが正解なのかわからない、ということがあると思います。
正解は一つでない
本も一緒で、その著者によって言うことが違うわけです。
考え方が違えば、やり方も違う。
あの人はこういうのに、この人はこういう、一体どっちが正しいのか、と。
僕も経験したのですが、結局ね、どっちも正解なのです。
まずどっちの方法もやっていて、自分に合う、もしくはやりやすい、美味しくできる、その方を選べばいいのです。
どんな「すごい」と言われる人が「こうだ」と言ったとしても、自分に合わなければものになりにくいのです。
一番大事なのは、美味しくできるか、どうか。
そして、美味しいと判断できるその味覚を育てること、が大事。
情報が多いほど、迷いのタネも増えるので、まず自分の「美味しい」を確認すること。
それから、合うやり方を探す、やってみ取捨選択していく。
情報が多い場合そうするか、ある一人の人のやり方を信じて追いかけてみるか、どちらかかなぁと考えています。
しかし、18年ですんごい変わりようだ。
改めて、スマホってすごいね。
それでは。
こころに響くコーヒーを
焙煎アーティスト 島 規之
いつもありがとうございます。
島 規之
最新記事 by 島 規之 (全て見る)
- もしも シリーズのように (5507) - 2026年1月21日
- 好みのカップ (5506) - 2026年1月20日
- 日々の当たり前を大事に (5505) - 2026年1月18日
関連記事
-
-
1日に焙煎している量はどれくらいですか?
今週は月末、スケジュール的には余裕があるつもりで居たのですが、実はそうではなく、なんかバタバタしてい
-
-
コーヒーにもある発酵した味わい
発酵したものといえば、味噌とかお漬け物、納豆それから醤油もそうだし、お酒もそう。 見渡してみると、
-
-
同じブラジルでも、焙煎度合いで味わいは変わるよというお話
プロローグ ブラジルというコーヒー豆は大変使いやすい豆で、コーヒー屋さんから愛されている豆です。
-
-
同じ容量のキャニスターでも豆によって入る量がかわるのはなぜ? (5053)
ブレンド花は満タンの時は、小キャニスターに800g、大キャニスターに1600g、合わせて2400gセ
-
-
しばらくは様子見です (5150)
昨日のおやすみは、ヤマハのバイクショップYSP門真さんへ行きまして、胸部プロテクターと背中にプロテク
-
-
夏の焙煎 (4655)
今日は低気圧のせいか、とっても身体がだるくそしてちょっと頭痛がします。 頭痛といっても、なんかこう上
-
-
ドリップバッグビター 在庫復活です! (5301)
昨日のお休みは、午前中は銀行さんに用事があり1時間ほどいろいろとお話をし、その後バイクで岡町本店へ向
-
-
エスプレッソマシンは11年 (4654)
高槻店はこの11月で、開店11周年を迎えます。 ちなみに僕は来月で、48歳になります。
-
-
お店のオリジナルブレンド作ってます (4885)
先日、娘にiPadをカミさんと僕からプレゼントしました。 前々からタブレットで絵を描き
-
-
僕がブログを始めた理由は○○だった
朝、目覚めると僕は黒い虫になっていた。 昨晩は奥様も娘もお疲れの様子、早く
- PREV
- クレジットカード決済できることはちゃんと知らせよう!
- NEXT
- 最近のカップコーヒーの味わいの傾向








RSSフィード