どうして島珈琲という屋号にしたか
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カフェオープンに参考になる話
ここ2,3日、娘が僕の布団を奪います。
実際には、奪われそうになる、ですね。
寝ている時に娘が無意識に僕のかけふとん(正確にはタオルケット)の中に入り、そのままゴロンと持っていこうとします。
今日は僕のかけふとんを半分奪い、枕にしてました。
その寝ている姿と寝ながらの行動が妙に可愛かった、ということを書きたかっただけです。笑
はい、すみません。
おかげ様で娘はすくすく成長しております。
さて、おかげ様で島珈琲もすくすくと成長しております。
次の2020年3月が来れば、開業18周年となります。
今回は島珈琲という屋号を決めた理由は、というお話を。
開業は2002年でした
屋号というのは、お店の名前ですね。
島珈琲、どこの島のコーヒーですか?沖縄の方ですか?という質問は未だにお受けしますが、ちゃうんです、僕が島という姓なのです。
屋号はとっても大事で、もちろん名付けた人、オーナーが末永く愛せる名前であり、気にいる名前であることが大事です。
次にお客さんに覚えてもらいやすい、そして発音しやすい、というのも大事です。
カッコいい屋号だけど、長い名前で発音しにくく覚えつらい屋号は、基本、人は忘れる生き物ですから、忘れやすく思い出しにくくなれば、不利になると僕は考えます。
長い名前は、自分から略してしまうのもいいかもしれませんね、バンドみたいに、ミスチルとかね。
略している言葉をよく観察してみると、だいたい三文字四文字が多いので、その辺が覚えやすいとか、発音しやすいとかの鍵があるのでしょうね。
ですから、屋号はただ自分がいいと思うだけではなく、そうしたところも付ける時に大事かなぁと考えます。
屋号だけではなく、商品名を付ける時にも当てはまることかもしれませんね。
島珈琲の由来
開業前、実は他にいろいろと屋号を考えて「島珈琲」という屋号が候補の中にはなかったのですが、その内容を友達と話をしているとき、その友達が「島珈琲でええやん!覚えやすいし!」と言われたのが決手だったんです。
実は名付け親は、友達だったのですね。
そらそうやな、と納得して、自家焙煎 島珈琲となり、現在に至ります。
ただ気づいたことは初めて島珈琲を見て聞いたお客さんが、大手、上島珈琲さん UCCさんですね、と若干かぶってしまうことがありまして、「島珈琲さん、聞いたことあるわ!いっぱいお店出してはるやんね」あっそれは・・・「上島珈琲店さんです」というのようなことが、たびたびあったのですね。
決めてからしか分からないことも多々ありますが、お客さんからして「覚えやすい」「発音しやすい」というのは、お店をやっていく上で、覚えてもらうための1つの条件、だと言えると考えます。
いろいろありますが(笑)、島珈琲 この屋号にしてよかったと今も思ってます。
ということで、屋号にまつわるお話でした。
それでは。
いつもありがとうございます。
焙煎アーティスト 島 規之
島 規之
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