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ロスとチャンスロスと武士道の教え

公開日: : カフェオープンに参考になる話

 

 

ロスとチャンスロス、この言葉を僕が知ったのは珈琲店経営情報誌のコラムからでした。

 

駆け出しの頃の20数年前は今ほどインターネットが普及されていませんでしたので、僕の珈琲の情報は本からが多く、またそれらの情報は貴重なものでした。

 

お店を経営するには、技術的なことも必要ですが、経営にあたっての考え方、経営の哲学的なところですね、自分の経営スタイルと考え方はやっぱり重要になるわけです。

 

僕のように個人の小さいお店でも。

 

そんな中でロスとチャンスロスの事を知っていて良かったなぁと思っているので、自分のお店を持ちたいと励んでいる方やこの言葉を知らない方に、少しでも参考になればと思い、今回はこのお話を書いていきますね。

 

こんにちは 焙煎アーティスト 島規之です。

 

ロスとチャンスロスとは?

ロスというのは、賞味期限が切れたりだとか、商品を破損してしまったりとか、実質的な損ですね。

 

100円の商品で仕入れ値が40%くらいとしたら、40円。
40円の損となります。

 

チャンスロスとは、売り損ねることですね、機会損失です。
仕入れミスや仕込みミスによる欠品・在庫切れ、お客さんが欲しいのにそこにそれがない。

 

この場合は上の例で比べると100円の損になりますね。
もしこれの金額が1000倍ならどうでしょうか。

 

つまり単純に、ロスよりチャンスロスの方が痛みが大きいということになります。

これが実質的なロスとチャンスロスです。

 

僕が言いたいのは、人生のチャンスロスのこと

「大きな成果を出す人は問題に集中しているのではなく、機会に集中している」とはピータードラッガーの言葉だったと思います。

 

ロスを防ごうとすることに気を取られ、チャンスロスをしてしまうこと。
問題に集中しすぎて、大小関わらず人生の中のチャンスを見逃している事、見送っていることってあると思うのですね。

 

僕はこのロスとチャンスロスを知った時、商品におけるロスとチャンスロスだけでなく、人生におけるロスとチャンスロスをも見るようにしました。

 

「これは絶好のチャンスだ」って思うとき、行くべきか行かないべきか、迷うじゃないですか、その時にこのチャンスをロスした時、どんなロスがあるのか考えるのですね。

 

良かったそうでないかは、やってみた結果がないとわからないことですが、考えることは必要ですし、その後の舵取りにも影響ありますからね。

 

そして武士道の教え。
「武士道の教えるところは、やらなければいけないときには、やらなければならない。やってはならないときは、やってはならない、ということだ」

 

新渡戸稲造の武士道に書いてあったと記憶していますが、特に、「やってはならないときは、やってはならない」ここ大事と思ってます。

 

身の丈に合わないチャンスならば、やらない決断も大事です。

 

チャンスが来たときに、ロスとチャンスロス、そして武士道の教えを思い出して、行くか、行かないか、僕は決めています。

 

そして近年は、そこに楽しそうか、楽しくなさそうか、も吟味しています。

 

チャンスはだいたい一瞬に通り過ぎていくものなんで、その一瞬に上記のことをグルグルと考えて、僕は決めています。
もしそのチャンスにトライして、成功しなかったとしてもやらなくて後悔するよりかは、心は充実しますよね。

 

チャンスが目の前に表れた時、ちょっと思い出してもえたら、何かになるかも、そう思い書きました。
ロスとチャンスロスのお話、何かのお役に立つ事ができたら嬉しいです。

 

いつもありがとうございます。
焙煎アーティスト 島規之

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島 規之

珈琲焙煎を究めるために ハワイ島のコーヒー農園で通算6ヶ月働く その後 2002年にコーヒー豆専門店 自家焙煎 島珈琲 を開業 焙煎を究めるアーティストを目指し  日々珈琲焙煎と向き合う 「のほほんと心穏やかに」をモットーとし お客様に 「美味しいコーヒー豆と愛を届けること」に毎日全力を注ぐ
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