借金はパワーだ
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焙煎アーティスト
おかげ様で、ですね、来年の秋に高槻店を出店した際に、銀行から借り入れしたお金の返済が終わるのです。
島珈琲を愛するお客さん、ならびに島珈琲ファンの皆さん、知人友人、家族、に心から感謝感謝です。
あぁあと1年ちょいで終わる、と思うと、ちょっと心が大きくなってしまい、今まで抑えていたやりたいことが、堰を切るように襲いかかり、やるなら一刻もはやく、とあれもこれもと投資していくと、運転資金がギリギリになってしまうという。笑
岡町本店の外装リニューアル、ブログのSSL化とリニューアル、エアレジの投入、それからそれから、とついつい勢いづいてしまいました。
ちょっと抑えて、と自分に「どうどうどう」と言い聞かせ(笑)、夏の閑散期はちょっとおとなしくしようかと。
借入の返済は終わりますが、ここでまた新たな借入をします。
はやり借金は馬力になる、という今回のお話です。
背中を押す無言の圧力
背中を押す無言の圧力、それが借金です。
朝、今日は眠たいわー、このまま眠ってたいわーという時。
僕だってあります。
でも、そんな時「立て!」と無言の圧力をかけてくるのが借金という存在です。
僕の場合、というか島珈琲の場合、は複数の借入があります。
1日休んでしまうと、それなりに痛手になるわけです。
もちろんその日を当てにしていたお客さんにもご迷惑がかかるのです。
「ご迷惑をかけない」それも力ですね。
娘の寝顔を見て、この子のためにがんばらなきゃならん!と思うのも力です。
いろんな力が複合されて、その姿が丹下段平になり、立て、立つんだジョー!と頭の中でセコンドの丹下段平がマットをどんどん叩いて、ハッと起きようと、僕を起こすわけです。
いろんな力
いろんな支えといろんな力があって、ちょっと気分が乗らない時でも、立とうと思うわけです。
その中で、借金というのは、お店を続けるぞ、という1つのパワーになるわけで、借金もうまく利用するべきだな、と思うのです。
無借金経営が出来たら楽ですけども、やりたいことがもしあるならば、貯めて到達するのがいつになるのかわからないのであれば、借りて行動をした方がいい、という考えが当てはまる場合もあります。
島珈琲は、来年の秋にその借入が終わるのを皮切りに、次々に終わっていくのですね。
感謝感謝です。
でも、自分にプレッシャーをかけたいので、いろいろ考えていこう、また借金するけど頑張るぞ!というのを言いたかっただけの、今回のブログでした。
公開して、自分にプレッシャーをかけるというやり方ね。笑
ということで、どんな状況になろうとお客さんのために、美味しいコーヒー、香り広がるコーヒーをお届け続けたいと胸に持っています。
それでは。
いつもありがとうございます。
焙煎アーティスト 島規之
島 規之
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