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たった10グラムの感動

公開日: : coffee, 焙煎アーティスト

幼い頃、母がよく映画に連れってくれました。
記憶が正しかったら、見たい映画を姉とかわりばんこで観ていたかな。

 

姉が観たい映画を観たら、次の機会は僕の番。
当時は梅田の阪急デパートの屋上(だったかな?)にはレストランがあって、そこでお昼を御馳走してもらうことが映画とセットになったお楽しみでした。

 

姉の順番の時に、姉は「超時空要塞マクロス 愛・おぼえてますか」を選び、母も僕も一緒に観ました。
この作品は今でも結構頭に残っていて、たぶん今観ても興味深い映画だろうなぁと思っております。

 

とりわけこの映画の主題歌はほんとうによくて、僕の中ではベストセレクションに入っている1曲。
今でもそれを歌った飯島真理のベストCDは、たまにステレオで流したりしているくらいです。

 

その飯島真理のベストCDの中に「1グラムの幸福」って歌があるのですね、1984年にリリースされた歌です。

 

これを初めて聞いた時、といっても大人になってから聞いたのですが、歌の感想よりも、幸福の重量ってなんだろ?と思った事を覚えてます。

 

1グラムの幸福は重いのか、軽いのか、大きいのか、小さいのか。
幸福、仕合わせの重量って、皆さんは考えたことありますか?

 

こんにちは 焙煎アーティスト島規之です。

 

 

 

コーヒーは一杯10グラム

 

だからコーヒーの幸福は10グラムかな。

 

10グラムの幸福、には何があるか。
香りで癒されたり、味わいに癒されたり、落ち着いたり、ホッとしたり、緊張をほぐしてくれたり、ため息のでるようなシーンを慰めてくれたり、会話のおともだったり、どれも重量では表現できないけども、10グラムに含まれた仕合わせですよね。

 

この10グラムが大きいのか、小さいのか、その人やそのシーンによっても変わってきますよね。

 

緊張度合いや、物事の大きさに比例するかも知れません。

 

でもたった10グラムから生まれた仕合わせ、たった10グラムからの感動、ですよね。
なんかそう思うとコーヒーってすごいですよね。

 

モノだけではなくそうしたことも含まれている

 

どうしても僕たち職人は、コーヒー豆の産地のことやそのスペックを伝えようとして、その凄さをアピールします。
僕もそうです。

 

この豆はこんな素晴らしい環境で、こんなに丁寧に育てられ、でもこんな厳しい環境に耐えて、美味しくなったんだ-!って、これがスペックですが、これも大事です。

 

でもね、時々こうしてコーヒーには仕合わせも沢山含んでいますよね、ってことを伝えることも僕はとっても大切だと思ってます。

 

コーヒーのある仕合わせ。
沢山のシーンが思い浮かぶかと思います。

 

そうしたことを再び気づいてもらえる、このブログが何かのきっかけになれば、美味しいコーヒーが更に美味しくなると思っているのですね。

 

それも僕たち職人を役割だと考えてます。

 

コーヒーは一杯10グラム。
たった10グラムですが、そこには沢山の仕合わせが詰まっています、仕合わせのカプセルですよね。
開ければ香りとともに広がる。

 

実質は10グラムからですけど、この幸福はいったい何グラム、いやキログラムなんだろ?
そんなことを考えると不思議になりますね。

 

さて大型連休が近づいてきました。
大切な人との仕合わせな時間、仕合わせを演出してくれるコーヒーも、そこにあれば僕は嬉しいです。

 

どうぞコーヒーと一緒に、素敵な時間をお過ごしくださいね、それでは。
焙煎アーティスト 島規之

 

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島 規之

島 規之

珈琲焙煎を究めるために ハワイ島のコーヒー農園で通算6ヶ月働く その後 2002年にコーヒー豆専門店 自家焙煎 島珈琲 を開業 焙煎を究めるアーティストを目指し  日々珈琲焙煎と向き合う 「のほほんと心穏やかに」をモットーとし お客様に 「美味しいコーヒー豆と愛を届けること」に毎日全力を注ぐ

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