お客さん目線になるということは、どういうことか
「焙煎アーティスト」とは何かの資格ではなく、登録商標したものなんですね。
日本で唯一人、っていえるのも登録商標したからなんです。
焙煎士には特に国家資格はなく、いわゆる業師(わざし)にあたるのですね。
業師とは技を持っている人のことを意味し、何年やったとか、陶器などの焼き物をされている方などは作品などで評価される感じで、その資格の基準のようなものはなく、あいまいです。
焙煎アーティストというのも業師にあたります。
アーティストです、表現者ですね。
それでその登録商標は10年が期限で、なんとか料を10年分一括に支払うこともできれば、5年ごとに料金を分割できたりもします。
僕は5年ごとを選び、その5年がもうすぐなんです。
なのでお支払いを忘れないように、その登録商標証をフレームに入れて飾りました。
なんか資格みたいになったでしょ(笑)
こんにちは 焙煎アーティスト島規之です。
登録商標証を飾ってふと気づいたこと
上の写真をよく見て頂きたいのですね。
どの名前が一番大きいですか?
そうなんです、特許庁長官のお名前がデデーンとあります。
皆さん、これをどう思われますか?
僕はこれは違うのでは、むむむと思いました。
あくまでもお商売目線で言うと、この場合商標を受けた「焙煎アーティスト」やその商標登録をした僕、島規之の名前の方が大きくするのが、その登録商標証を手にした人が喜ぶのでは、と思うのです。
特許庁長官のお名前が大きいの何故か?
何ででしょうね、ここは皆さんの思うところにお任せします。
誰のための証なのか、誰が喜ぶ証なのか、証を出すならばここのところを考えるのが、お客さん目線だと思うのですね。
これは自分たちが扱う商品だって同じこと、と僕は考えます。
誰が喜ぶのか、が大事
好きな人が笑ってくれたら嬉しいじゃないですか。
その好きな人を笑顔にしよう、笑ってもらおう、といろいろ工夫したこと、過去に皆さんあるかと思います。
お商売だってそう、誰かを笑顔にしたいでしょ、喜んでもらいたいでしょ、これはお商売だけでなくお仕事全般に言えることですよね。
自分だったらそれをしてもらったり、もらったり、買うときにどうあったら嬉しいか。
この視線が僕は大事と考えて、お店に立っています。
決して自己満足ではなく、相手が喜ぶことを想うこと、これが大切。
登録商標証を見て、そんなことを考えておりました。
といっても、僕もまだまだ。
というより、お客さんが喜ぶこと、お客さんが笑顔になること、は僕のお商売の中での「永遠のテーマ」 頑張ります。
自戒も込めて書きました。
それでは。
いつもありがとうございます。
焙煎アーティスト 島規之

島 規之

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