*

コーヒーのおはじき ハンドピックとは不良豆を手選別してはじくこと 

プロローグ

今回の記事は、コーヒー豆を焙煎する焙煎屋にとってすごーく地味な作業である「ハンドピック」という作業の紹介です。

ハンドピックというのは焙煎したコーヒー豆に混ざっている欠点豆を取り除く作業です。欠点豆だけでなく、時に石とかトウモロコシ、ハリ金、ネジそういった異物が混入しているときもあります。

 

こういったものを取り除くのを怠ると、コーヒーミルを傷めることになります。

未然に事故や混入を防ぐための最終チェック、これがコーヒー豆のハンドピック という作業になります。

 

こんにちは 焙煎アーティスト 島規之です。

 

ハンドピックの極意とは

焙煎する前のコーヒー生豆をハンドピックするお店もありますが、僕が仕入れている高品質コーヒーは現地でかなり手間暇かけてそれをしてくれているので、焙煎前はしません。
これが現地でのハンドピックの様子です。かなり大勢でしていますね。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

システム的にしている農園や農協には、自動の選別機があってものすごいスピードで、欠点豆ははじかれます。ここで言う不良豆は、虫食い、未成熟などなど、のコーヒー生豆をさします。

 

現地でかなりしっかりとしてくれているモノを購入していますので、結果、生豆でハンドピックする時間が短縮されていることになり、言えば「時間をお金で買っていること」になるのでしょうか。

 

さて、焙煎豆のハンドピックについての極意です。
何回も書いてきたことですが、「全体を見るときは一瞬の判断のほうが正確な判断ができる」ということです。

 

極意をもう少しわかりやすく説明すると

これはハンドピックという作業だけに言えることでなく、いろんな事に応用できることなので覚えておいて損はしないと思います。

IMG_5997

 

写真のようにパレットに焙煎豆を敷きます。コーヒー豆の種類によるのですが大抵5粒くらいです、不良豆の混入率は。
パレットにあるコーヒー豆の全体をパッと見て、これとこれっ!と素早く判断していきます。

IMG_5999

 

写真のように明らかに色の違うコーヒー豆が混入しています。

 

じっと見れば見るほど迷いが生じます。特にコーヒー豆の場合、焙煎してついた色で良い悪いを判断しますので焙煎してちゃんと色がついていないのは、未成熟のですが、微妙なラインのものも多数あるわけです。迷いだすと時間ばかりくってしまいますので、一瞬の判断で進めて行く方が効率も良い ということになります

意識的にハンドピックという作業で直感力を鍛えていった結果、けっこう一瞬で判断ができるようになりました。

 

エピローグ

こうして1粒1粒欠点豆を除去するのも、美味しいコーヒーをお客さんに飲んでもらいたい。愛情から生まれる作業です。こうした作業をすることで「手作りコーヒー」とも言えるかもしれませんね。

 

当然ここでも「おいしくなーれ」の呪文を唱えながら、作業をしていますよー笑

 

今日もたくさん呪文を唱えて、作業をしました。
この愛情が皆さんに届きますように

 

いつもありがとうございます
焙煎アーティスト 島規之

The following two tabs change content below.
島 規之

島 規之

珈琲焙煎を究めるために ハワイ島のコーヒー農園で通算6ヶ月働く その後 2002年にコーヒー豆専門店 自家焙煎 島珈琲 を開業 焙煎を究めるアーティストを目指し  日々珈琲焙煎と向き合う 「のほほんと心穏やかに」をモットーとし お客様に 「美味しいコーヒー豆と愛を届けること」に毎日全力を注ぐ

関連記事

実は喫茶とコーヒー豆販売用とでは 味のつくりかたが違う

プロローグ 先週は週末に風邪にかかってしまう事態に陥り 皆様には大変ご迷惑をおかけいたしました

記事を読む

ペーパーを濡らしてドリップするときに気をつけたいこと

プロローグ ペーパードリップの際、ペーパーを濡らす理由は以前に書きました。 そのブログはこちらで

記事を読む

高級コーヒーの魅力とは?~短パンコーヒーの魅力に迫る~

今日はこんなツィートをしました。     マグカップは、通常の

記事を読む

焙煎する前のコーヒー生豆どれくらい日持ちするの?

大阪で行われるG20のサミット開催の前後は、配送がストップになり、その期間での最終便の商社さんへオー

記事を読む

豆と粉の違い コーヒー豆は香りのカプセル

プロローグ 最近ちょっと距離があいていた、障がいを持っている方の仕事を増やそうプロジェクト。 寒

記事を読む

中煎り(中焙煎)と深煎り(深焙煎)の決定的な違いとは

プロローグ もちろん味わいの違いもあります。 中焙煎は爽やかな酸味と僅かに感じる苦味のコントラス

記事を読む

あの高級コーヒーTANPANCOFFEEが再び あなたの手に

  原価上がってもかまわないから! あの高級コーヒーを作るとき、今まで聞いたことな

記事を読む

焙煎機の排気力を10%アップさせる簡単な方法

こんにちは 焙煎アーティスト 島規之です たまにはプロらしく(いつもプロでないのかっ!

記事を読む

続!合格コーヒー(ぼちぼち進んでます♪)

プロローグ どうやら胃腸炎らしきものになったようで、ここずっとお腹の調子が悪く、集中力が散漫に

記事を読む

ペーパードリップするのに大事な3つの注意点

昨日は仕事もはやく片づき 家路を急ぎまして 晩ご飯を食べてから 2歳の娘と沢山遊びました 娘の笑

記事を読む

僕の初コーヒー本できました!
ぜひ お読みください!

ドリップコーヒーの健康と秘密を明かす焙煎アーティスト 島 規之

ドリップコーヒーの健康と秘密を明かす焙煎アーティスト
島 規之

いつも身近にあるコーヒーに関する知識が満載!専門用語も少なく読みやすい!今までコーヒーに関心がなかった人でも興味を持っていただける楽しい内容です。あなたのコーヒーライフが更に楽しくなる一冊です。

ブログの読者になると新着記事の通知を
メールで受け取ることができます。 読者登録はこちら
twitter Instagram btn_hp
煎りが同じだからと言って、同じ色にはならない

今朝はドリップバッグの焙煎をしました。 ドリップバッグとは、器具がなく

BGMを川のせせらぎにして

昨日はお休みでしたが、半日を焙煎機のメンテナンスの時間にあて、焙煎機を

思いきることで成績が変わることがある

基本的に人は変化を嫌うものだと思うのです。 今まで使い慣れたものが、違

音を感じろ

なんだ唐突に! のタイトルですが、耳をたて音を聞く、音を読むってモノを

ドリップバッグはちょっと漬けると濃い味に

金曜日はカミさんのお休みの日です。 昨日は、休みを利用してカットに行か

→もっと見る

  • cafe be のちょこっと寄りみち日記
PAGE TOP ↑