ペーパードリップでの「蒸らし」のコツを書いてみた
物事を始めるのには、たいていきっかけがありますよね。
誰かのを見て始めようと思った、とか。
誰かのを見て、かっこいいからと思ったから。
誰かの形あるものを見て、自分も同じようなものを作ってみたいと思ったから。
様々だと思います。
島珈琲が開業したのは2002年。
翌年くらいにはインターネットでの今のブログの前身、島珈琲のコラムを始めました。
それは「さかもとこーひー」さんがコラム プロのつぶやき というのを書かれていて、自分も同じようにやってみたい、と憧れたから、だったのです。
そのコラムではマーケティングの事も書かれていて、僕がマーケティングに興味を持ったのも実は「さかもとこーひー」さんのそれからでした。
なぜ、そんなことを書いているのかというと、つい先日ツイッターで、その「さかもとこーひー」の坂本さんから僕のツィートにコメントがあったのです。
びっくりでしたよ!あこがれの人から突然コメントがあるなんて。
ほんともう舞い上がってしまいました。
近々、さかもとこーひーさんのコーヒー豆をまた注文してみて、いつの日かのように勉強しよう、そんなことを思ったSNSでの出来事でした。
さかもとこーひー さんのHPはこちらです。
http://www.sakamotocoffee.com/
SNSはそんな偶然というか、予期せぬ方からのお言葉があるので、つくづく楽しいなぁと思ったりしています。
皆さんはどんな経験をされたことありますか?
こんにちは 焙煎アーティスト 島規之です。

そのコメントがあったツィートはこちらです
ペーパードリップの1湯目、蒸らし。理想は下に一滴か二滴落ちるくらいが良いと言われますが、なかなかに難しいので、おうちならちょっと大目に見てください。蒸らしの時もペーパーにはお湯がかからないようにしてください。目安は5ミリくらい内側まで。鮮度が良いとハンバーグみたいに膨らみますよ。 pic.twitter.com/2IH0DjGNM9
— 島珈琲 島 規之(バイセン) (@shimacoffee) 2018年2月10日
ペーパードリップにおける蒸らしのことについて、さらさらと書きました。
思わぬ反応があってびっくりしてます。
せっかくなので、このツィートにもう少し説明を加えていきますね。
蒸らしとは正確には「予備湿潤」と呼ばれます。
なんか一気に難しい感じの漢字(親父ギャグではない)になりますよね。
蒸らしは何の為にするのかというと、コーヒー豆の繊維を一旦お湯で湿らせて開かせるのが目的です。
開かせて旨味が出やすい状態にさせてから、注湯(ドリップ)して良い味わいを抽出する、ということなんですね。
つまり人間でいう準備体操みたいなものです。
プロ野球選手やスポーツ選手は、いきなりゲームに入るわけではないですよね。
ゲームや試合の事前に、練習やウォーミングアップをしてから、その運動の本番に入るわけで、蒸らしもコーヒー抽出の本番に入る前のいわば、ウォーミングアップと理解してください。
蒸らしのコツとは
まずツィートの写真を参考にしてくださいね。
鮮度がある豆を使用すると少しお湯をかければ、ぶわっー広がるのでそれを利用します。
蒸らしはあくまでも湿らすだけです。
できれば抽出しない方がいいので、ドリッパーの下に1滴も落ちないのが理想ですが、それはあまりにも難易度が高いです。
ですので少々は落ちても構いません、でも落とさないように、という気持ちだけは忘れないでくださいね。
優しくお湯を粉にのせる感じで注いでみてください。
粉が膨らむ、膨らまないはテクニックではありません。
コーヒー豆の鮮度の問題で、粉にして時間が経つとその膨らみは少なくなります。
そもそもコーヒー豆に鮮度がなければ(焙煎してからかなりの時間が経てば)、粉にしてもお湯をかけても膨らみません。
こういうことから、鮮度の良い豆から粉にしてすぐドリップした場合の時と、粉で買ってきた方への説明はじゃっかん異なります。
お店で粉で購入した方は膨らみが少ないと思います。
ですが同じように、同じくペーパーにはお湯がかからないようにしてください。
粉を湿らす程度のお湯をドリップしてくださいね。
よく問題になるのが、蒸らしの時間。
蒸らしが完了を見極めるタイミングはあるのですが、そのタイミングは結構わかりにくいので、30秒という時間での目安を僕はお伝えしています。
蒸らしだけでもまだまだ書けちゃうのですが、終わらなくなるので今回はこの辺でキーボードを打つ手を止めたいと思います。
コーヒーはほんとうに色々と奥が深いですよね。
だから楽しい、だから惹きつけられるのでしょうね。
また長くなってしまいました(笑)
それでは今回はこの辺で。
蒸らしのお話でした。
ごきげんよう。
焙煎アーティスト 島規之
島 規之
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