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最高のコーヒー抽出器具ってなんだろ

僕のブログはだいたい1000字くらいを目指して書き上げよう、といつも思いながら書いてます。

 

特にそこにこだわりはないのですが、分厚すぎず、短すぎず、1分くらいで読めるくらいならまぁ皆さんも気軽に読んでもえるかな、そんな発想からです。

 

しかし最近だいたい1200字くらいになってます。
前回、昨日のブログは1500字に。

 

ツィートを埋め込んだりすると、プラス130字くらい増えますので、最近はだんだん字数が多くなってるなぁ、という独り言から今回はスタートです。(笑)

 

こんにちは 焙煎アーティスト 島規之です。

 

 

 

 

フィルターの違いってなんだろ?

 

コーヒーは、コーヒー豆を粉にしてお湯や水と接触することによって、そのお湯や水にコーヒーのうま味成分を加味することで出来るわけですね。

 

コーヒーの粉をお水に入れて煮出す方法から始まり、粉っぽくなるからコーヒーの粉を袋に入れて煮出したり、沸騰させるのはよくないのでは、と濾すことを考えたり、その濾すものが布だったり、紙だったり、金属でできたものであったり、と現在へといろいろ進化しているわけです。

 

今では僕も知らない器具があるくらい、コーヒー器具の種類は増えました。

 

一般的には一番普及しているのは、ペーパーフィルターで濾すペーパードリップと思います。
(統計を見たりしたわけではないので、あくまでも島珈琲のお客さんを見ていると、という視点です。)

 

で、ペーパーと布、金属、これらの違いを大まかに説明しますね。

 

金属フィルターは、コーヒーオイルと呼ばれるコーヒーのうま味をそのままカップに注ぐことができます。
ペーパーフィルターで淹れたコーヒー液に比べると、ただし粉っぽさと液体に濁りがあります。

 

ペーパー、そして布は、コーヒーオイルは紙や布に吸収してしまいますが、粉っぽさや液体の濁りはありません。
金属フィルターに比べると、味わいはあっさりしている感じです。

 

最高のコーヒー抽出器具ってなんだろ?

 

さてここから本題です。

 

器具にはそれぞれ特徴があります。
片付けはちょっと手間がかかるけども、抽出のテクニックをあまり必要としないもの。

 

片付けは簡単だけど、抽出のテクニックが必要なもの。

 

片付けも管理も大変で、抽出のテクニックも必要とするもの。

 

上から順に、金属フィルター、ペーパーフィルター、布(ネル)、分類するとそうなります。

布(ネル)は片付けも手間がかかり、管理にも手間がかかり、そして抽出のテクニックも必要とされます。

 

僕はこういう点からも見て、布ドリップ(ネルドリップ)が一番手間がかかり、そしてその布で淹れできた味わいも好きなので、あくまでも僕の中ではコーヒー抽出器具のトップ、最高だと思ってます。

 

最終的にはそれぞれ各人の好みがありますので、僕の中ではネルドリップが一番です、ということになります。

 

管理が大変、のお話はまた機会を見てお話しますね。

 

ネルドリップで淹れたコーヒー。
トロンとした味わいで、なんとも言い難い丸く優しい味わい。
香りもなんだか丸く優しい感じがします。

 

コーヒーの器具は色々あるので楽しいですね。
いろんな器具でお好みの味わいを探すのもまた楽しいかもしれません、時間のあるときは是非あなたの好みのコーヒーができる器具を探しみて下さいね、コーヒーの楽しみがまた増えるかも。

 

それでは今回はこのへんで。
最高のコーヒー抽出器具ってなんだろ?のお話でした。

 

焙煎アーティスト 島規之

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島 規之

珈琲焙煎を究めるために ハワイ島のコーヒー農園で通算6ヶ月働く その後 2002年にコーヒー豆専門店 自家焙煎 島珈琲 を開業 焙煎を究めるアーティストを目指し  日々珈琲焙煎と向き合う 「のほほんと心穏やかに」をモットーとし お客様に 「美味しいコーヒー豆と愛を届けること」に毎日全力を注ぐ

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