プロの僕がハンドドリップで気をつけていること
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ドリップコーヒー コーヒーのようなブログ, ペーパードリップ
実は僕、クレジットカードであまり買い物しない人なんです。
カードを作ったのも海外へ行くのに持ってないと、と思ったことからで日常の買い物ではほとんど使うことはありません。
アナログやわぁと思ってます、自分のこと。(笑)
しかし自分が使わないからといっても、世の中の流れはまた別のモノ。
島珈琲のHPからの通信販売も来週あたりから、クレジットカード決済、コンビニ前払い決済、が出来るようになりそうです。
来年は島珈琲のホームページもスマホ対応に切り替えられるように、準備を少しずつしております。
アナログな僕やけど、頑張ってデジタルについていくでー!(笑)
こんにちは 焙煎アーティスト 島規之です。
プロの僕がハンドドリップで気をつけていること
AIが発達していけば、コーヒーのドリップも機械で更にクオリティの高いものが淹れることができるようになると思います。
進化が著しいですからね。
ただどれだけAIが発達しても、手作りの味わいは手作りの味わいです。
つくる人の人の温度が、その出来上がったものにあると思うのですね。
ドリップも同じ。
同じ様にやっていてもその人その人の性格や、クセがでたり。
そこが面白いところですね。
さて、そんなドリップですが、コーヒーのプロである僕、島規之が気をつけていることは何か、今回はそこをクローズアップしてみようと思います。
どんなことに気をつけていると思いますか?
むずかしいことじゃありません
お湯を沸かしているヤカンから、コーヒーをドリップする専用のポットにお湯を移します。
お湯の温度を計り、さぁドリップを開始する時、まずここを気をつけています。
ポットをどれだけ傾ければお湯が出てくるか。
一気に傾けるとお湯がドバってでますよね。
蒸らしはそっとお湯をかけたいところ。
ですので、どれだけ傾けたらお湯が出るか、必ず捨て湯をするんです。
ポットにお湯を移し、お湯の温度が整ったらすぐにコーヒーの粉に注ぐのではなく、一度シンクなどにぴゅっとお湯を捨てるのです。
その時にどれだけ傾けたらお湯が出始めるか、その感覚がつかめるでしょ。
それはドリップするときに今でも必ずしています。
後は回数を決める事。
「の」の字を描きながら、何回で中心に戻るのか。
何回に分けて注ぐのか。
ここの回数を決めて、ドリップを安定させるようにしています。
他にもまだありますがとりわけ大事にしているのが、この2点です。
慣れてくるとついつい惰性でやってしまうことありますが、大事なところはどれだけ慣れても意識しておきたいものですよね。
美味しいコーヒーの時間を過ごすために、参考になれば嬉しいです。
それでは、プロの僕がハンドドリップで気をつけていることのお話でした。
コーヒーで、あったまろ。
焙煎アーティスト 島規之
島 規之
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