*

ハンドドリップでお湯の線を細くするのはなぜ?

ハンドドリップにおける技術的な話はつきないですよね。

 

器具の違い、ドリッパーの形状、フィルターが布、ペーパー、金属、お湯の温度、注ぎ方、ドリップする速度、ほんとうにいろいろありますよね。

 

どれが良いか、というのは正直、僕たちプロでもこれが正しい!と言い切れるものではないと思います。

 

その人によって、やりやすいやり方だとか、それで美味しく出来たやり方とかありますので、一概にこれが万人対する正解です!というのは、ないと思ってます。

 

僕自身もいろんな人のやり方を見て、それは本やDVDだったり、実際にお店に行きカウンター越しに見たり、そうしながら身につけ、更に取捨選択しながら自分にあう方法を身につけ、そして美味しさを引き出す方法を考えて現在に至ります。

 

なぜそうするのか、というのも後付するもことも多かったですが、とりあえず今のところは、このやり方と決めたやり方でドリップしております。

 

今回はそのドリップするときお湯は細い方がいいのか、というお話です。
こんにちは 焙煎アーティスト 島規之です。

 

 

 

お湯は細いほうがいいの?

だいたいコーヒーの本や動画を見ていると、お湯を細くしてコーヒーの粉に注いでいますよね。
必ず細い方がいいのか、今回はそこを考えたいと思います。

 

コーヒーの濃度とは、お湯と粉の接触時間が長いほどコーヒーの成分がよくでます。

 

但し長くすればどんどん濃くなるのかというと、コーヒーの成分にも限界があるので、そのグラム、量ですね、量に対しての限界の濃さまで、ということになります。

 

お湯の細くしてゆっくり回してドリップする。
そうすると、コーヒーと粉の接触時間はどうでしょうか。
ゆっくり落ちることになるので、接触時間は長くなりますよね。

 

逆にお湯を注ぐスピードを上げ、お湯が太くそしてお湯の量がドリッパーに多くなれば、下へ圧力がかかり、コーヒーを沪過する速度は? そうです速くなりますね。

 

ということは、ゆっくりドリップすることで下にかかる圧力は小さくなるので、沪過するスピードはどうなるかというと、ゆっくりになりますよね。
ゆっくりなると、接触時間が増えてある程度の濃さがでる、ということなんです。

 

お湯を細くしてドリップすることとは、コーヒーの粉とお湯の接触時間を調整し濃度を調整している、ということになります。
そのためにある程度のお湯の細さが必要、となるわけです。
 

お湯は細ければ細いほどいいの?

といえばそうとは言えません。
1杯分をドリップするとき、4杯分をまとめてドリップするとき、時間のかかり方は4杯分方が時間は多く必要となります。

 

ここで1杯分をドリップするようなお湯の細さですると、時間がかかりすぎて逆に出て欲しくないコーヒーの成分も出てしまうおそれがあります。

 

ですので、4杯分をドリップするときはわりと太いお湯で、僕はドリップします。

 

細ければ細いほど良い、というわけではなく、その杯数にあったスピードもあるので、それを考慮した上でお湯の細さ太さを考える、ということになります。

 

この辺はある程度積み重ねて理解していくしかないので、細さ何センチ、太さ何センチと具体的には言いにくいところでもあります。

 

人によって言うことがバラバラなのがコーヒーの世界ですが、上にも書きましたように自分に合うやり方を取捨選択しながら、自分のやり方を見つけて頂き、コーヒーライフを楽しんでもらえたらなぁと思ってます。

 

僕のブログがその一助になれば嬉しいなぁと思って、毎日書いております。

 

それでは。
いつもありがとうございます。

 

焙煎アーティスト 島規之

The following two tabs change content below.
アバター画像

島 規之

珈琲焙煎を究めるために ハワイ島のコーヒー農園で通算6ヶ月働く その後 2002年にコーヒー豆専門店 自家焙煎 島珈琲 を開業 焙煎を究めるアーティストを目指し  日々珈琲焙煎と向き合う 「のほほんと心穏やかに」をモットーとし お客様に 「美味しいコーヒー豆と愛を届けること」に毎日全力を注ぐ
アバター画像

最新記事 by 島 規之 (全て見る)

関連記事

ハンドドリップの味わいを安定させるために意識しておきたいこと

うちの奥さんがプライベートでやることがあり、それを徹夜でしていたのですね。  

記事を読む

最高のコーヒー抽出器具ってなんだろ

僕のブログはだいたい1000字くらいを目指して書き上げよう、といつも思いながら書いてます。 &

記事を読む

KONOドリッパーを新しくしました!

カミさんが娘に、月曜日家庭訪問あるからね、と言うと娘は「えぇ」という顔をしました。 家庭訪問が嫌なの

記事を読む

ドリップするときのお湯の細さ、太いとダメなの?

昨日は娘の幼稚園で夏祭りが開催された様子。 奥さまも準備の段階から手伝い、昨日が本番。 &n

記事を読む

2杯分を一度にドリップする時、粉は18グラムを目安に

ブレンド風が更に美味しくなりました。 マンデリンが新しい豆にかわったのですが、今期のマンデリンは味わ

記事を読む

コーヒーポットを直火にかけてお湯を沸かすのはどうなのか

新しいことを覚えるのは、歳を重ねると共に面倒になりますよね。 覚えたことを変えること、新しいことを

記事を読む

これやっちゃだめ!ペーパードリップで気をつけること

プロローグ 昨夜は高槻店の焙煎機を掃除しました。 掃除といっても外側をゴシゴシ磨くのではなく、内

記事を読む

ドリップのスピードは、器具で変えられるのか?

プロローグ 昨日、娘が保育園で「桜餅」をつくったらしく、晩ご飯のあとコーヒーと一緒に食べた。 そ

記事を読む

エスプレッソの超極細挽きの粉をペーパードリップした結果

最近の僕のブログを書くパターンとして、序破急の3部構成で序はここの始まりのパートになるわけですが、日

記事を読む

コーヒーポット(ドリップ用のポット)の選び方3つのポイント

プロローグ 昨日、お客さまからコーヒーをドリップするときに使うポット。これを選ぶときに何を気をつけ

記事を読む

僕の初コーヒー本できました!
ぜひ お読みください!

ドリップコーヒーの健康と秘密を明かす焙煎アーティスト 島 規之

ドリップコーヒーの健康と秘密を明かす焙煎アーティスト
島 規之

いつも身近にあるコーヒーに関する知識が満載!専門用語も少なく読みやすい!今までコーヒーに関心がなかった人でも興味を持っていただける楽しい内容です。あなたのコーヒーライフが更に楽しくなる一冊です。

ブログの読者になると新着記事の通知を
メールで受け取ることができます。 読者登録はこちら
twitter Instagram btn_hp
タイムラグ (5499)

日曜日は日曜日だけが営業日のお店、豊中市にある岡町本店にやってまいりま

さらっとしたのが好み (5498)

高槻店のお隣さんは、エノテカイデンティタさんでワイン屋さん。 &nbs

耳の痛い お知らせです (5497)

ブログの場合、耳の痛いではなく目の痛いと表現すべきでしょうか。 &nb

高槻店は14年目 そろそろいろいろと (5496)

僕は朝派で、焙煎は開店前にやる方です。   焙煎回数が多いほ

今年も焙煎三昧 (5495)

例年1月のお店は閑古鳥なんですね。   しかし今年はどうでし

→もっと見る

PAGE TOP ↑