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ハンドドリップでグルグル回しながら淹れるのはなぜか?

プロローグ

ペーパードリップなど、ハンドドリップしてコーヒーを淹れる時「の」の字を書くようにお湯を注ぎますよね。
僕の中ではそれは当たり前の事として20年近く来たわけですが、なんでグルグル回すんだろ?と突如疑問がわき起こりました。

 

当然の事と思っていたので、何一つ疑う事はなかったのです。
何も疑っているわけではありません。

 

どうして「の」の字を書きながらが良いのか、ここで一つ整理してみたいなぁと思い、今回のブログはそれをまとめることにしました。
よろしくお付き合いくださいね。

 

こんにちは 焙煎アーティスト 島規之です。

 

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どうして「の」の字に注ぐのか?

単純に考えて均一にコーヒーのエキスを抽出したいから、ということになりますね。
ドリッパーにペーパーをセットし、軽く揺すって粉を平らにします。

 

平らにして真ん中から、「の」の字を描くようにお湯を注ぎます。
この時、外側の縁のギリギリまでお湯をかける必要はありません。

 

コーヒーの粉の層をちゃんと通らずに下へ落ちていきますので、そうするとコーヒーのエキスが十分に抽出されません。
縁から5ミリくらい手前のところまでで大丈夫です。

 

こう書いていますと、コーヒーの層をちゃんと通る、ここがポイントになりますね。
お湯はコーヒーの層を通り、下へ落ちて行きます。

 

この時にどれだけコーヒーの層とお湯が接触していたか、できるだけ多く接触するようにお湯を注げるか、が美味しいコーヒーを抽出するポイントとなります。

 

回すときに僕がイメージしていること

お湯を注ぐというよりも、粉の上にお湯を置くようなイメージでお湯を注いでいます。
そしてお湯を置きながら、その回す緩い遠心力で粉を混ぜるようなイメージです。

 

置くように優しく注ぎ、その回しているお湯で優しく混ぜている、これが僕のイメージしているものです。

荒っぽく置いて荒っぽく混ぜるのはNGです。

 

こうすることによって、コーヒーの粉の層をより多くお湯が通り、コーヒーのエキスを抽出できると思っています。

 

さて、なぜ「の」の字を描く様に回すのか、まとめますのコーヒーのエキスをお湯に十分に含ませるためにまず均一にコーヒーの層を通る事が大事になります。
回すことにより表面全体に行き渡り、そうして下に落ちていくので、ロスのないやり方になる、こういう事になりました。

 

6秒動画、淹れ方を参考にしてくださいね。

 


 

 

エピローグ

コーヒーのエキスを十分に抽出するためにロスのないやり方が、「の」の字を描く様に回す事がベストである、となります。

 

円を描く意外に効率の良さそうな動作が今のところ思いつかないので、やっぱり回すやり方で良いということで落ち着きました。

 

今回は当たり前をちょっと深く掘ってみよう、そんなブログでした。
やっぱり先人はすごいなぁ、と改めて思ったことでした。

 

 

薫る島珈琲をもう一杯。

 

 

いつもありがとうございます。
焙煎アーティスト 島規之

 

 

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島 規之

珈琲焙煎を究めるために ハワイ島のコーヒー農園で通算6ヶ月働く その後 2002年にコーヒー豆専門店 自家焙煎 島珈琲 を開業 焙煎を究めるアーティストを目指し  日々珈琲焙煎と向き合う 「のほほんと心穏やかに」をモットーとし お客様に 「美味しいコーヒー豆と愛を届けること」に毎日全力を注ぐ
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