無糖のできがむちゃくちゃいい!
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:
coffee
あるお客様からメールを頂きました
「今年のコーヒーシロップ無糖は より美味しくなったように感じます」
と
ありがとうございます
僕も今年のできはとても いいじゃん と思ってました
実はこれ怪我の功名でして
コーヒーシロップ無糖の仕込みは 48キロのコーヒー生豆を焙煎するのですが
長年のハードな焙煎から コーヒー焙煎機の温度センサーが
壊れてしまっていたのです
岡町店のコーヒー焙煎機「桜号」には 煙を焼いて消してしまう
「アフターバーナー」という名前のかっちょええ機械を接続しています
この機械はコーヒー焙煎の煙を煙突から排出するまえに
においと煙を焼いてしまうことで クリーンな排出ができ
近隣の方にご迷惑をかけないようにするためのものです
で コーヒーシロップの仕込みは 超深焙煎なので
煙がものすごく だからアフターバーナーがある岡町店のみで行います
その仕込みを岡町店の桜号ばっかりで過酷な焙煎を繰り返す
もんだから 温度センサー(釜の温度計)が壊れてしまいました
それに気づいたのが 無糖のコーヒーシロップの仕込みをする直前
慌てて部品を取り替えました
ところがどうでしょう 新しい温度センサー 新しいせいか敏感で
いつもよりも4℃ 釜の中のコーヒー豆の温度を若くキャッチしていました
こういうのは何回か焙煎してから気づくもん何ですね
あっいつもとちょっと違う・・・と
いきなりコーヒーシロップの仕込みをしゃちゃったもんだから
気づかなかったんです 反省
いつもならコーヒーの豆温度を226℃でだすところを
今回は230℃で出しているんです
だから更に超深焙煎になっているんです 今回の無糖シロップは
だがしかし この4℃の温度差が美味しさを形成したのです!
この4℃差が味を深くした!
人生何が起こるか わからんですよ はい
ということで4℃差で更に美味しくなった
島珈琲のオリジナル コーヒーシロップ無糖
やみつきになるのでじゅうぶんに気をつけて 購入してください
写真は島珈琲 高槻店はところどころに古民家の解体して時にでる
古材を再利用しています
焙煎機の後ろの4枚の格子の扉 こちらも古材ですが
こんなにいいものは今はなかなかでてこないそうです
島 規之
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