*

なぜマンデリンコーヒーは愛されるのだろうか

昨日はお休みで、午前中は娘の幼稚園の送り迎え。
昼からは家族で公園へ行き、娘と電車ごっこ。
そのあとは娘とお風呂に入り、寝静まったころ、真田太平記の最終巻12巻のページをめくり、就寝しました。

 

特に書き留めるほどの1日ではありませんが、娘の笑顔を沢山見られて幸せな1日でした。

 

今日から娘は幼稚園でお弁当が始まり、楽しみにしていた様子。
家に帰ったら、どんな様子だったか聞くことを楽しみにしている僕です。

 

こんにちは 焙煎アーティスト 島規之です。

 

マンデリンというコーヒー

マンデリン。
コーヒー好きな方がこのブログを読んでいると思っておりますので、多くの方はマンデリンは聞いた事、飲んだことがあるかと思います。

 

マンデリンはインドネシア・スマトラ島が産地。
名前の由来はなんだったか忘れてしまいました。

 

日本にはなじみの深いコーヒーで、マンデリンファンの層はけっこう厚いと、15年お商売をしていて感じています。
昔からファンの多いコーヒー豆、マンデリン。

 

なぜこんなに愛されているのか、正直僕にも決定的な理由はよくわかりません。
15年お商売をやってきた中で、感じたことは、好きな人は徹底的に好きになり、合わない人は合わない、白黒がはっきりしている豆でもある、ということですね。

 

マンデリンはスマトラウォッシュといわれる独特の精製法があり、コーヒー生豆の精製法の段階で、そのマンデリンの個性的な味わいが形成されています。

 

これはコーヒー豆が育つ環境でそういう精製法が最も適していたからですね。
他の生産国では見られない方法で、コーヒー生豆も他国のモノと違い深い緑色していて、見ただけでもマンデリンかカロッシトラジャではないか、と分別つくくらいです。

 

 

 

ちなみにインドネシア・スラウェシ島のカロッシトラジャコーヒーも同じ様な精製法です。
トラジャも好きな方が多いコーヒーですね。

 

マンデリンの立ち位置は変わってきている?

近年、世界的な高品質コーヒーブームにより、今までのコーヒーが過去とは違うようになってきました。

 

というのも僕がコーヒーを将来の仕事として興味を持ちだしたのが、22年ほど前になります。
当時僕はコーヒーマニアだったのですが、家で焙煎をしていたんですね。

 

小型の焙煎機を買って。
その時のマンデリンの立ち位置は一般大衆から愛されるコーヒー、のような存在でした。

 

ところが今はコーヒーブームにより、マンデリンもそのブームの波にのり、品質のよいマンデリンは高級豆になってしまったのですね。
マンデリンは個性豊かな味わいなので、そこにブームの目も向けられるわけで、たちまち世界的なコーヒーになり高級豆になっていった、ということなんですね。

 

当時から比べると仕入れ単価は2倍近くになっております。
まさかマンデリンが高級豆になるとは、と多くの人は僕と同じ様に思っていると思います。

 

マンデリンの生産量は限られていると聞いています。

 

今後、沢山の人から愛されるマンデリンはどうなるのか、僕自身もわかりませんが、とりあえず今は高品質なマンデリンを仕入れることができていますので、美味しさを僕の焙煎によって目一杯引き出して、最高のマンデリンをお届けできるように、笑顔になってもらえるように、毎日を励もう、そう思っております。

 

今後もマンデリンから目が離せませんが、ラインナップからはず予定はありませんので、島珈琲ファンでありマンデリンファンのために頑張ります!

 

以上、今回はマンデリンのお話でした。

 

僕の初めてコーヒー本 発売になりました!
「ドリップコーヒーの健康と秘密を明かす焙煎アーティスト」

 

 

 

アマゾンより購入できます。
こちらからですどうぞ。

 

「ドリップコーヒーの健康と秘密を明かす焙煎アーティスト」の購入ページにGO!

 

いつもありがとうございます。

焙煎アーティスト 島規之

The following two tabs change content below.
アバター画像

島 規之

珈琲焙煎を究めるために ハワイ島のコーヒー農園で通算6ヶ月働く その後 2002年にコーヒー豆専門店 自家焙煎 島珈琲 を開業 焙煎を究めるアーティストを目指し  日々珈琲焙煎と向き合う 「のほほんと心穏やかに」をモットーとし お客様に 「美味しいコーヒー豆と愛を届けること」に毎日全力を注ぐ

関連記事

深焙煎に向く豆、中焙煎に向く豆、それとも二刀流?

コーヒーの焙煎度合いは一般的に、ライト・シナモン・ミディアム・ハイ・シティ・フルシティ・フレンチ・イ

記事を読む

知ってますか?スペシャルティコーヒー

プロローグ 昨日 嫁さんと話していました 僕が晩ご飯を食べているときに たいてい9時からのニュー

記事を読む

焙煎度合いによって挽き方はかえるべきなの?

昨日ですね、100均に洗剤を入れる詰め替えボトルを買いにいったのです。 いいのが見つかったのですが、

記事を読む

豆売りの味 喫茶の味

こんにちは 焙煎アーティスト 島規之です ここのところ コーヒーの味の調整に苦悶している(笑)

記事を読む

結婚をお手伝いした、ちょっとイイ話

プロローグ 「先日はありがとうございました。おかげ様で上手くいくことができました!」 満面の笑み

記事を読む

豆での購入は香りをより楽しめる?

えっ?と思われるかもしれませんが、家にはネットを引いていません。   お店のネット環境は充

記事を読む

コーヒーの価格に対して僕はこんなことを考える

先日、お客さんとお話していて、コーヒーの価格のお話になりました。 島さんのところはコーヒーは美味し

記事を読む

ハンドドリップで、極力苦みを抑える方法は?

本日は営業日は週一のみ、日曜日だけのお店、岡町本店に来て営業中。 ブログは高槻店でも岡町本店でも営業

記事を読む

no image

自分で言うのはなんですが・・・

最近 格段に島珈琲高槻店のエスプレッソが美味しくなったと思っているダラコルテというイタリアのメーカー

記事を読む

島珈琲のラインナップには月替わりのブレンドコーヒーがあります

ハッピーコーヒーブレンドが出来上がりました! というのは何かというと、この2月に堺市にあるハッピー薬

記事を読む

僕の初コーヒー本できました!
ぜひ お読みください!

ドリップコーヒーの健康と秘密を明かす焙煎アーティスト 島 規之

ドリップコーヒーの健康と秘密を明かす焙煎アーティスト
島 規之

いつも身近にあるコーヒーに関する知識が満載!専門用語も少なく読みやすい!今までコーヒーに関心がなかった人でも興味を持っていただける楽しい内容です。あなたのコーヒーライフが更に楽しくなる一冊です。

ブログの読者になると新着記事の通知を
メールで受け取ることができます。 読者登録はこちら
twitter Instagram btn_hp
今日は冷却器の掃除 (4934)

焙煎機メンテナンスウィークである今週。   今日はこのブログ

やってきました焙煎機メンテナンスウィーク (4933)

高槻店の焙煎機は3ヶ月一度のペースで、メンテナンスを実施しています。

勉強は贅沢だ (4932)

昨日はお休みで、偶然にも月曜日に娘の授業参観がありまして行ってきました

自分の中にある人生のテーマ (4931)

月曜日は僕のお休みです。   岡町本店は日曜日だけが営業日の

コロンビアコーヒーの奥行き (4930)

本日、日曜日は日曜日だけが営業日のお店、豊中市にある岡町本店に来まして

→もっと見る

PAGE TOP ↑