どうなる?週1回の営業でお店は出せるの
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カフェオープンに参考になる話
今までも沢山ご相談に乗りましたが、現在でも時々カフェ開業に関するご相談をお受けします。
これからしようと思っている方、もう形は出来て始めようと思うその手前にご相談に来られる方、様々です。
たいした経験をしてきたわけでもありませんが、僕の経験が役に立つならばご相談に来てくださった方には、僕の経験した中で、役に立つであろう事をお話させてもらってます。
今回は例えば、週に○○曜日だけ、と島珈琲の岡町本店のようにオープンを1週間の中で限定させる方法ってどうなのか、カフェをオープンなどを目指している方に向けてちょっと参考になればと思いました、では書いていきますね。
こんにちは 焙煎アーティスト 島規之です。
1週間の中で1日か2日 限定した日を営業するお店
ここでまず問題なのは家賃ですよね。
賃貸なら家賃が発生します、自分の物件なら固定資産税などもろもろですね。
それから固定費。
光熱費や水道代、電話料金などなど。
週1回の営業でも当然、月の使用量で精算されます。
ですので、週に一度の営業でしたら1ヶ月に4~5日の稼働、仮に1ヶ月週一回を定休日を設けて営業すると、25~27日の稼働となりますので、家賃を日割りするとすごい差が出てしまいます。
岡町本店の場合、家賃4万円、電気代が月1000円前後(やすーっ 笑)、ガス代がコーヒーシロップの仕込み焙煎がある時は3000円くらいですが、平均して2000円前後。
水道代が2ヶ月で3000円、固定電話代2700円、と固定費はこんな感じです。
製造と物販のみか、それともカフェか、いろんな状況で固定費もかわってきますが、自家焙煎コーヒー豆を焙煎・販売する場合こんな感じです。
メリット・デメリット
営業日を覚えてもらえるまでに時間がかかります。
週一回のお店ですと口コミは基本遅いです、ただここはツイッターなどSNSを駆使し、自分から口コミのタネになるものを発信していくこともできるので、努力次第とも言えます。
というのも、岡町本店は週1回の営業ですので宣伝費は出しません(出せません?笑)。
でも、ツイッターやフェイスブック・インスタグラム・ブログなどで情報などを発信しているので、どのSNSを使い口コミの効果があったのかわかりませんが、それらのおかげもあって新規のお客さんも増えていってますし、お店もSNSをしていないときよりも賑わっております。
なのでSNSを使った口コミの効果は期待できます。
僕が岡町本店を週1回の営業にしたときは、とりあえずトントン(収支プラスマイナスゼロ)でも良いから、続けていたら希望が見えるだろうと思ってはじめました。
今は月4~5回の営業でもおかげ様で利益もきちんとだせています、ほんとうに支えてくれているお客さんに感謝です。
損益分岐点とか費用回収とかのお話になると、この方法は合理的ではありませんが、好きなことをやる、と言うところでは良い方法と思ってます。
お商売を立ち上げた時は成績があまりよくないことも多くあり、生活に困ることもしばしば起こります。
週1、2回の営業日の設定ですと、他の日は別の仕事でお給料をもらって生活を安定させることも可能です。
特にコーヒー豆も含めてその他「ゆとり」を販売している場合は、販売している人やサービスしている人に心のゆとりがないと、ゆとりの商品は売れないですしね。
販売員の方が口に出さなくても目から「どうしても買ってください」ビームがでてたら、ゆとりをものをなんだか買った気にならないですよね。
なので、生活を安定させる手段を他に持ち、少しでも心にゆとりを持ちながら、好きなことでお店をするのもひとつの手段だと思ってます。
特殊な方法と言えば特殊な方法ですが、それが出来る方には、そんな方法もお伝えしています。
今回の記事はあんまり参考にならないかも知れませんが、僕が日曜日だけの営業でかれこれ13年できましたので、知恵を絞れば好きな事をカタチにできるのでは、と思いそんなことを書いてみました。
参考になれば嬉しいです。
いつもありがとうございます。
焙煎アーティスト 島規之
島 規之
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