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ブレンドコーヒーの味わいは、どこに目を向けるともっと楽しくなるか

ブレンドコーヒーと言えば、皆さん何を想像しますか?
いろんなコーヒー豆を混ぜ合わせているコーヒーですよね。

 

そうです、正解です。
但し、それだけではありません。

 

ブレンドとは、ストレートコーヒー(各国各産地の混ぜ合わせてないコーヒー)だけでは、表現できない新しい味わいを創造して作られているのですね。

 

香り・風味・コクなど、単品だけでは醸し出せない味わいをブレンドで表現します。
ブレンドはアートです、といえばちょっと大げさですが、あながち当てはまらないこともないと思っております。

 

コーヒーの美味しさの美学がある、感じでしょうか。
こんにちは 焙煎アーティスト 島規之です。

 

 

 

ブレンドがアートとは

ブレンドの最大の醍醐味は相乗効果です。
相乗効果とは全体の合計が、各部分の和よりも大きくなることです。

 

ひらたく言えば、もしブレンドにブラジルコーヒーが混ざっているとしたら、ブラジルだけの数値よりも、ブレンドすることにより、更により大きな力を発揮する、ということでしょうか。

 

ブレンドすることによってそれ以上に良さを発揮し、ブレンドをより美味しいものにする、こんなイメージです。

 

僕はブレンドをいつも音楽で例えるのですが、ある1つの楽器の音色よりも2種、3種とまた別の楽器と組み合わせることで、音楽を奏でることにより、音に厚みと迫力が生まれますよね、これはまさしく相乗効果ですよね。

 

ただし、何でも混ぜ合わせたらよいか、というとそうではありませんよね。
お料理の調味料、適当な味付けで美味しくは?はい、ならないですよね。

 

ブレンドするにもコーヒー豆同士の相性があって、ここはブレンドする人、ブレンダーといいますが、ブレンダーの腕の見せ所になります。

 

ここのところが僕がブレンドをアートだと言う部分ですね。
ブレンドを口にしたときに、その口の中でどんな表現をしたいか、なのですね。

 

コーヒー豆の相性とは

個性的な味わいもあれば、個性的な味わいが控えめのコーヒー豆もあります。

 

個性的、マンデリンやモカ、コスタリカ、グァテマラ、タンザニア、島珈琲のラインナップではこちらですね。

 

個性が控えめなコーヒーは、うーんブラジルは個性的な部分を持っているのですが、実はすごく協調性があって個性的なコーヒーを上手く繋げてくれたりするんですね。

 

ブレンドのムードメーカー的な役割をもっているのです。
個性的でもありますが、島珈琲のラインナップではこちらに属します。

 

そしてコロンビア。

 

ブレンドに甘みを追加したい、そしてブラジルと同じく協調性があるので、ブレンド合わせることにより、個性あるコーヒーの個性をひき立てながらも、甘みなどをそっと演出してくれる、島珈琲の中ではブラジル・コロンビアはスーパーサブです。

 

こうした中で、組み合わせを吟味して、これとこれを合わせた時は味わいがケンカしてるなぁ、とか割合を微調整しながらバランスが取れて美味しい!と思うところを手探りしていきます。

 

そして積み上げてきたものが、頭のなかのひきだしに入っており、いつでも引き出せるようにしております。

 

思いつきでやったブレンドが驚くような味わいになるときもあれば、あれ?と思うことあったり、ブレンドはいろんな顔を見せてくれて楽しいです。

 

ブレンドはこんな感じで、作られているんだなぁと言うところをお伝えすると、更にブレンドが楽しく飲めるでは、そんなことを思い書いたお話でした。

 

それでは、今回はこのへんで。

 

いつもありがとうございます。
焙煎アーティスト 島規之

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島 規之

珈琲焙煎を究めるために ハワイ島のコーヒー農園で通算6ヶ月働く その後 2002年にコーヒー豆専門店 自家焙煎 島珈琲 を開業 焙煎を究めるアーティストを目指し  日々珈琲焙煎と向き合う 「のほほんと心穏やかに」をモットーとし お客様に 「美味しいコーヒー豆と愛を届けること」に毎日全力を注ぐ

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